■現行型の中古車はまさに「いま」が狙い目!!
新車の販売台数に比例していて、現行型の中古車が最も多いのはヴォクシーの約2890台、続いて、ノアの約1790台、そしてエスクァイアの約1090台となっている。
ちなみにヴォクシーとノアの旧型の流通台数は、ヴォクシーが約2070台、ノアが約1060台と現行型以上にヴォクシーの流通台数が多いのが特徴だ。
続いては平均相場の推移を見てみる。
まずは現行型からだ。最も流通台数が多いヴォクシーは3カ月前が約238万円で現在は約228万円と約10万円の値落ち、ノアは3カ月前が約224万円で、今月は約212万円と約12万円の値落ち。そしてエスクァイアは3カ月前が約253万円、今月は約245万円と約8万円と3モデルの中で最も小幅な値落ちとなっている。
値落ち幅はマチマチながら、値落ち傾向で、流通台数も右肩上がりで増えているので、中古車はまさに買いとタイミングとなっている。
一方の旧型ヴォクシー/ノアの平均価格の推移はというと、ヴォクシーの3カ月前が約94万円、そして現在は約88万円と約6万円の値落ち。ノアの3カ月前は88万円で、今月は83万円と約5万円の値落ちとなっている。
■狙い目は2016~2017年式
先ほども書いたが、現行型のヴォクシー/ノア/エスクァイアは内外装のデザインは異なるが、基本的なコンポーネンツは共通。しかも平均走行距離もそれほど変わらないのに、中古車特有の人気という要素によってこのような価格差が生じてしまうのだ。調べた結果、ヴォクシー/ノア/エスクァイアの中古車を購入するならば、ノアが最もお得ということがわかった。
デザインがイヤ! という見た目にこだわる人は別だが、人気の5ナンバーサイズミニバンが欲しいという人にはノアが狙い目。グレードは最近になってハイブリッド車も増えているが、エアロパーツを装着したガソリンンエンジン車の2.0Siがベストバイと言える。
加えて、現在では不可欠な安全装備のトヨタセーフティセンスCが装着された2016年から2017年7月のマイナーチェンジ前までの前期型に割安感があり、予算200万円以下で、走行距離2万km以下という物件も容易に見つかる。
ヴォクシー/ノア/エスクァイア3兄弟のライバルはセレナやステップワゴンではなく、身内にいるのだ。
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