2016年に現行型である2代目がデビューしたホンダ フリード。売れ行きは好調ではあるが、登場から7年が経ち、そろそろ新型が待ち遠しいところ。2023年中登場という情報もあったが、どうやら2024年夏のデビューとなりそうだ!!
※本稿は2023年12月のものです
文/ベストカー編集部、画像/HONDA、ベストカー編集部
初出:『ベストカー』2023年1月26日号
■デザインは「小型版ステップワゴン」になる!?
キャッチコピーでも謳われた「ちょうどいい」サイズ感のコンパクトミニバンとして2008年に誕生し、ヒットモデルとなった初代フリード。2016年に一新した2代目となる現行型の売れゆきも、いまだに堅調だ。
とはいえ、現行型は登場から7年が経過。そのため、3代目へのフルモデルチェンジは2023年中という情報が以前からあったのだが、登場時期は後ろ倒しされて、2024年夏になりそうだ。
その次期フリードは現行型のキープコンセプトとなるが、デザインテイストは直線基調でプレーンなものへと大きく生まれ変わるのがポイント。ステップワゴンを小さくしたようなデザインになるという。ボディサイズは現行型とほぼ同じになる見通しで、5ナンバーサイズをキープする。
■標準タイプとクロスオーバータイプをラインナップ
モデルバリエーションの情報も入っている。次期型は標準タイプの「AIR(エアー)」とクロスオーバータイプの「CROSSTAR(クロスター)」の2バージョンを用意するという。
エアーは、ステップワゴンのエアーと同じようにシンプルで上質なスタイルを持つ新バージョン。一方のクロスターは現行型から継続されるSUVテイストをプラスした仕様。専用のフロントグリルやバンパー、フェンダーアーチの追加などによって、アクティブな雰囲気を演出するのも現行型と同じだ。
シートバリエーションは3列シートが基本で、2列目がセパレートシートの6人乗りとベンチシートの7人乗りが設定されるのも変わらない。また、エアーには車中泊を可能にする現行型フリード+(プラス)と同様の2列シート仕様も設定される。
パワーユニットは、1.5L直4のガソリンNAエンジンとハイブリッドの1.5L、e:HEVの2本立て。特にハイブリッドは、一世代前の1モーター式から2モーター式のe:HEVへ変更され、燃費性能、動力性能ともに大きく進化するのは確実だ。
価格はe:HEVのFF車で280万~290万円と予想される。
●NEWフリード予想スペック
・全長:4280mm
・全幅:1695mm
・全高:1720mm
・ホイールベース:2750mm
・車両重量:1450kg
・エンジン:直4DOHC、1.5L
・最高出力/最大トルク:106ps/13.0kgm
・モーター出力/トルク:123ps/25.8kgm
・トランスミッション:電気式無段階変速機
・予想価格:280万~290万円
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