ベンツのよさって一体!? 走りも内装も安全性もいいのよ!! 普通に使えるクルマの頂点に君臨するワケ

■はるか大昔から安全性が高い!

クラッシュテストは1969年から早くも実施。写真は1982年に発売された190E
クラッシュテストは1969年から早くも実施。写真は1982年に発売された190E

 アクティブセーフティ(能動的安全性)とパッシブセーフティ(受動的安全性)は、今やどんな自動車メーカーでも力を入れている領域だが、この領域においても、第一人者はやはりベンツである。

 1939年には早くもパッシブセーフティに関する専門部署を設立し、1969年以降は50年以上にわたってリアルな事故調査を実施。今も年間およそ100件の事故を調査しており、累計では5000件以上になるという。

 また、古くから写真のようなクラッシュテストを行い、現在は年間500回にわたる実車によるクラッシュテストと、数万回のコンピュータシミュレーションによるクラッシュテスト分析も実施。それらを設計に反映しているのだ。

■なんだかんだいってステイタス!

「ステイタス性」に憧れるのは、いわば人間の本能のようなものだ
「ステイタス性」に憧れるのは、いわば人間の本能のようなものだ

 真面目な自動車愛好家の多くは「クルマとステイタスの関係性」に関する話を始めると、なぜか激怒するか、もしくは冷笑的な態度で「そんなのをクルマに求めるのはバカだよ」という旨の発言をする。

 ……気持ちはわかるが、人間というのはよくも悪くも社会的な生き物であるため、どうしたって“そこ”を完全に無視することはできない。

 で、ベンツというのはなんだかんだで「金持ち」という記号性を強く有しているため、それに乗ってさえいれば、自他ともに「ステイタス性」を感じる結果になるのだ(まぁ初代Aクラスあたりのオンボロ中古車だと話は別だが)。

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