昨年6月にGX、8月にランクル250と、相次いでプレミアムSUVを発表してきたレクサス・トヨタ陣営。発売はまだかと待ち望む声が日増しに高まる中、昨年末から今年にかけて海外市場での発売が、相次いで発表された。
両者の日本導入はいつになるのか。販売現場も騒がしくなってきたGX・ランクル250の販売最新情報をお届けしていく。
文/ジョー城ヶ崎、画像/LEXUS、TOYOTA
■GX販売スタートは3月から?
LBXの試乗車が入り始めたレクサス販売店では、次なる大物GXの国内初導入に対する準備に余念がない。
直近でもLM・LBXと、新型車両を導入し、取り扱い車種もかなり増えてきた。ここへ、待望のGXが加わり、レクサスSUVは盤石の布陣となる。
レクサス販売店では、新型車両導入時に行われる、新型車の勉強会を待っている状況のようだ。
具体的な開催時期は、まだ不透明な部分もあるようだが、営業マンは「おそらく2月末ごろには、ある程度情報が入っている状態になりそう」と、見通しを話してくれた。
LX・ES・LMのように、海外で販売されていたクルマのモデルチェンジに伴う日本導入では、どうしても海外よりも販売が後回しになってしまうのが、国内レクサスの立場。
商品勉強会などが順調に進み、海外需要の見通しもついたころに、日本発売の日程が組まれるだろう。
北米・中国導入から2~3か月後が、現実的なところ。早くて2024年3月、もしくは年度明け4月発売あたりか。
激しい購入競争は、言わずもがな起こりうる。今のうちから、販売店と打ち合わせておき、迫る発売日に万全の準備で臨みたいところだ。
■ランクル250は3月確定!? GXより先に出るのか!
一方のトヨタディーラー。ランクル250の登場を控え、こちらも慌ただしくなってきている。
ディーラー向けの商品研修会が、2024年1月末から2月にかけて開催されるという話があった。各社の代表数名だけが参加するタイプのもので、研修会の開催にはそう長く時間はかからない。
気になる販売時期は、2024年3月が非常に濃厚だ。商品研修会から1か月程度で販売まで進むのが、トヨタのスケジュール感であり、3月8日までには登場しそうな勢い。少なくとも年度内には注文を受け付ける体制が整うだろう。
こちらも激しい競争は避けられない。転売対策にも注力しなければならないトヨタディーラーが、どのような販売方法を取るのかは未知数。
抽選販売が妥当な流れになりそうだが、購入に際しては、いくつか条件(残価設定ローンの契約等、所有権留保が濃厚)が付くと思われる。
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