■ランクル250先出しならGXがかなり遅れて登場する可能性も
先に発表されたレクサスGXから販売されると思われていた、GXとランクル250の登場順。しかし、思ったよりもトヨタディーラーの動き出しが早く、現状ではランクル250の方が早く発売される可能性が高まってきた。
両者が同時に出るというのは考えにくく、仮に順番を譲るならレクサス側の可能性が高くなる。発売時期も少し間隔を空けるはずなので、ランクル250が2024年3月に登場するようなら、レクサスGXの登場は今夏まで引き延ばされるかもしれない。
■ウソでしょ? ここまで決まっていたのに! 1GDエンジン不正認証問題の影響は?
1月29日に公表された、豊田自動織機における自動車エンジンの不正認証問題。1GDエンジンを搭載したハイエースやプラドが、出荷停止措置を受けているのは、読者の皆様もご存じのはず。
ランクル250のディーゼルモデルに搭載されるのも1GDエンジンだ。不正認証問題の影響は、少なからず受けるであろう。
トヨタ販売店経由の情報によると、ランクル70と同様にランクル250は、検査や出荷停止措置の対象外となっているということで一安心。
ただ、発売スケジュールに関しては、展開を延期する方向で話が来ているという。具体的にどのようなリスケジューリングが行われるのかはわかっていない。
「初動はディーゼル抜きでガソリンのみではないか」と読む営業マンもいる。期待されていた新型モデルなだけに、このような形で冷や水を浴びせられては、ランクル250にもトヨタ販売店にも良くない話だ。
ファーストエディションの用意もあり、発売された瞬間から大盛り上がりになること間違いなしだったランクル250。順調に登場してほしいものの、何かがかけた不完全な状態で、無理やり販売に踏み切るのも違うと思う。
安全・安心を第一義に掲げる「ランクル」だからこそ、何かがモヤモヤと残る状態で話を進めていくのはありえない。
出荷台数などにも少なからず影響が残る問題だからこそ、すっきりと晴れやかな状態にして、ランクル250を市場に送り出してほしいものだ。
ランクル250を待っている人は多く、2024年発売のクルマの中でも抜群に注目度が高いクルマである。丁寧に出荷・販売スケジュールを組んで、これ以上ユーザーや販売店には迷惑をかけてほしくない。
不正認証に対する検査がひとしきり終わり、結果が出てくることに、新たな販売の動きも見えてくるだろう。現場周辺を注視しながら、追加情報などあれば、すぐにお伝えしていきたい。
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