2月5日、日本列島は全国的な雪に見舞われたが、雪が止んだと安心してはいけない。平野部の雪は止んでからも怖いのだ!
文/ベストカーWeb編集部、写真/Adobestock(トビラ写真=Ichiro@Adobestock)
■溶け切らない雪が氷になる!
2月5日の日本列島は、南岸低気圧の発達によって全国的に雪が降った。普段から雪に備えている土地柄なら不安は少ないが、東京など夏タイヤが当たり前の地域は、降った後もドライブには注意が必要だ。
道路に残った雪はじわじわと解けて水になるが、夜間に冷え込むことで今度は氷になる。これが数日にわたって繰り返されると、路面が完全にツルツルの氷盤になってしまうのだ。
特に気を付けたいのが、雪の溶けにくい日陰の裏道。あたりはすっかり雪がなくなったのに、その場所だけは数日間も凍ったままという場所もある。氷は雪と違って見分けがつきにくいので、思いもかけずヒヤっとする体験をしかねない。
もちろん、スタッドレスタイヤを履いていれば安心感は高いが、夏タイヤはもちろんオールシーズンタイヤも履いている人は、慎重に走りたい。特にオールシーズンタイヤは、圧雪路には効果があるものの凍った路面は苦手だから、過信しないことが肝心だ。
今シーズンもまだまだ雪は降りそう。雪に慣れていない平野部のドライバーは、雪が止んだあとも注意を怠らないように!
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