車室内置き去りゼロへ!! タイヤ摩耗はクラウドで一括管理! 世界のビックリ最先端技術8選

■住宅用蓄電池のECOFLOWはおしゃれデザインがウリ

●ECOFLOW

住宅用蓄電池のトップブランド、ECOFLOW。EV用車載電池を割安に調達できる中国系メーカーに勢いがある
住宅用蓄電池のトップブランド、ECOFLOW。EV用車載電池を割安に調達できる中国系メーカーに勢いがある

 北米では住宅用蓄電池の市場が大きく、EV用車載電池を割安に調達できる中国系メーカーの勢いが凄い。

 なかでもECOFLOWはトップブランドといってよく、デザインのまとまりもいいしユニークな機能も満載。パワーコンディショナーの下に電池パックを積み重ねて増設可能で、最大90kWhまで拡張できるのは凄い。

・鈴木直也もビックリ度:★★★☆☆

■まるで人間相手に話しているみたい!? クルマへのAI導入がトレンド

●CERENCE

CERENCEは音声認識のトップメーカー。音声コマンドをテキスト化してクラウドのAIに送信し、ほとんど人間と対話しているような高度なやりとりを披露していた
CERENCEは音声認識のトップメーカー。音声コマンドをテキスト化してクラウドのAIに送信し、ほとんど人間と対話しているような高度なやりとりを披露していた

 音声認識のトップメーカーCERENCEは、音声コマンドをテキスト化してクラウドのAIに渡すことで、ほとんど人間と対話しているような高度なやりとりをデモ。

 反応遅れ、コスト、不適切ワードのフィルタリングなど、いろいろ課題はあるにせよ、本格的な音声コマンド時代がもうすぐ来ることは間違いなさそうです。

・鈴木直也もビックリ度:★★★☆☆

■水素にも目配りを忘れないBOSCHのしたたかな戦略

●BOSCH

BEV一辺倒だったBOSCHが水素関連技術を前面に出してきた。一点張りに不安を抱いたか?
BEV一辺倒だったBOSCHが水素関連技術を前面に出してきた。一点張りに不安を抱いたか?

 ちょっと前はBEV一辺倒だったドイツ系サプライヤーだが、今年のBOSCHは水素関連技術にも力を入れている。

 FCスタックをはじめ、水素関連補機類をまとめた展示モデルが注目だった。BEVは着実に数を増やしているけど、ビジネスとしてソレ一点張りでは不安。個人的には、そんな印象でしたね。

・鈴木直也もビックリ度:★★☆☆☆

■自動運転でレース。着実に進化してるんです

●INDY AUTONOMOUS CHALLENGE

あまりのクオリティの低さに一度はボツになった自動運転車でのレースも、少しずつ進化を見せているようだった
あまりのクオリティの低さに一度はボツになった自動運転車でのレースも、少しずつ進化を見せているようだった

 自動運転レーシングカーは、最初フォーミュラEの前座として開催が予定されていたが、あまりに完成度が低くボツ。イチから出直しでインディカーベースのマシン(ダラーラ製)を作り、ワンメイクでレースを構想するところまで漕ぎ着けている。

 いちおう、ラスベガスやモンツアで実際に走ってるんで着実に前進してますね。

・鈴木直也もビックリ度:★★☆☆☆

■大学生まれの不整地走行用車両。アメリカのいいところが出ている

●Clemson University

大学から生まれた不整地走行用自動運転車両。ベンチャービジネスにも適切に資金が流れてモノづくりが進むのはアメリカの長所だ
大学から生まれた不整地走行用自動運転車両。ベンチャービジネスにも適切に資金が流れてモノづくりが進むのはアメリカの長所だ

 Clemson Universityという大学から生まれた不整地走行用自動運転車両。アメリカのいいところは、こういうベンチャービジネスにきちんとお金が流れて、実際のモノづくりが進むこと。

 災害時などの用途を考えているみたいだけど、能登半島地震の直後だけに考えさせられるものがあるよね。

・鈴木直也もビックリ度:★★☆☆☆

■自動車メーカーの温度感はどんなもの?

いまやモーターショーよりも注目度が高いCES。日本勢にも継続参加を期待したい
いまやモーターショーよりも注目度が高いCES。日本勢にも継続参加を期待したい

 ホンダ“ゼロ”の発表でわかるように「なにか新しいことを発表するのならばCESが一番アピール効果が高い」というのが共通認識。以前はモーターショーだったが、CESが取って代わった感がある。

 欧米勢はレギュラーが多いし、韓国中国勢も元気がいい。今後も目の離せないイベントであることは間違いないから、日本勢もネタがある時だけじゃなく、継続参加が好ましいね。

【画像ギャラリー】2024年も見てきました!! 鈴木直也がアメリカを行く!! ラスベガスCES探訪記(12枚)画像ギャラリー

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