昭和世代なら感涙もの。「先輩のクルマがこれ履いてた!」なんて方もいるはず。ホイールメーカーの雄エンケイが懐かしいホイールを続々と復刻しているのだ!
文/ベストカーWeb編集部、写真/エンケイ
■レトロチックなデザインと最新技術が融合!
エンケイといえば日本を代表するホイールメーカーの一つだが、近年は自らの手がけたクラシックホイールの復刻にも力を入れている。それが「ネオクラシック」と呼ばれるシリーズだ。
ネオクラシックがすごいのは、単なるにデザインの復刻ではなく、エンケイの最新製法によって生み出されること。
たとえば1月に発売された「ディッシュ2」では、独自のリム成形技術である「MAT PROCESS」と呼ばれる製法を用いており、鋳造ホイールでありながら鍛造並みの材料強度を誇るという。
そんなノスタルジックさと高性能を併せ持つネオクラシックのラインナップをチェックしてみよう。
■伝説のメッシュホイールが蘇った!/ENKEI 92(エンケイ92)
1982年に発売された伝説のメッシュホイール「ENKEI MESH4」を最新製法で復刻したモデル。オリジナルのきめ細かなメッシュデザインが見事に再現されている。ダイヤモンドカット仕上げのリムも秀逸だ。
サイズは15インチと16インチがあり、メッシュ部分はゴールド、シルバー、ブラックの3色が選べる。軽自動車はもちろん、フィットやノート、ロードスター(ND系)といったモデルにも適合する。
なおエンケイ 92には、16インチと17インチに対応した現代風2ペース版「MESH 4 Neo(メッシュ4 Neo)もある。メッシュのクラシカルな雰囲気はそのままに、モダンな現行車にも合わせられる点が魅力だ。
■十文字スポークがナツい!/APACHE 2(アパッチ2)
1979年に発売された傑作ホイール「アパッチ2」を復刻したデザイン。一見3ピース構造に見えるが、ピアスボルトを採用することで1ピース構造としている点がミソ。
サイズは15インチのみの展開で、スポーク部分はブラック、ゴールド、レッドの3色が選べる。ちょっとローダウンした軽カーなどにジャストフィットしそうだ。
なおアパッチ2には、より幅広い車種に対応する2ピース版「APACHE 2 Neo(アパッチ2 Neo)」もある。こちらは16インチと17インチの2サイズがラインナップされる。
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