2024年4月から、一般ドライバーが自家用車を使い、有料で顧客を運ぶ「日本版ライドシェア」が、条件付きで許可される。3月13日に国土交通省が示した内容によると、実施予定区域は東京都内や神奈川県内など計4カ所。運賃はタクシー並みで、発着地とともに事前に確定、それぞれの地区でタクシーが不足する時間帯に限り、許可されるという。
現在のタクシードライバー不足は深刻。地方では、タクシー会社に電話をしても、「予約でいっぱい」「いけるのは3時間後」といわれることがある。そう考えると、ライドシェアの導入は歓迎されていいように思うが、導入には賛否両論がある。日本版ライドシェア導入による「利点」と「懸念」について考えたい。
文:吉川賢一
アイキャッチ画像:Adobe Stock_terovesalainen
写真:Adobe Stock、写真AC、内閣府
コメント
コメントの使い方