■花粉をため込むのもNG。車内は常に清潔にしておくことが大切
どんなに対策を講じても花粉を100%シャットアウトすることはできないもの。であれば次は、車内に入り込んでしまった花粉を徹底的に除去することが重要になってくる。これにはやはり車内の定期的な掃除が効果的だ。
まず、ダッシュボードやメーターパネルなどに付着した花粉は、ウェットタイプの使い捨てクロスなどを使い、できるだけ舞い上がらせないように注意しながら拭き取ってしまおう。
エアコンの送風口など凹凸がある部分などの掃除にはハンディモップが便利だが、こちらも静電気タイプやマイクロファイバー製のものなど、花粉やホコリをしっかりキャッチするタイプを使うといいだろう。
また、シートや座席の足元などの掃除は車内でも取り回しが楽なコンパクトタイプの掃除機があると便利で効率的。
最近では、花粉を寄せ付けない効果もある除菌・消臭専用スプレーや、ドリンクホルダーなどに置いて使えるコンパクトな空気清浄機や加湿器もあるため、掃除の後に使ってみるのもありだろう。
実際に症状が出た時への対策として、サンバイザーやドアポケットなど、すばやく手が届く範囲にティッシュペーパーを取り付けることができる便利グッズやゴミ箱など、とっさのくしゃみや鼻水に対応できるグッズもお薦めだ。
60km/hで走行中にくしゃみをしてしまった場合、その時間がわずか0.5秒であってもクルマは約8mも進んでしまうだけに、「たかが花粉症」とバカにできない。症状があるという人は、今回紹介した対策をできる範囲でやっておきたいもの。
症状があまりにひどい時は専門医への相談が欠かせないが、もし薬などで眠くなるという場合には、ハンドルを握らないという選択も必要だ。
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