■レクサスLXを大幅に上回る450ps/71.3kgm!
QX80に搭載されるパワートレーンはVR35DDTT型V6、3.5LDOHCツインターボを搭載。最高出力は450ps、最大トルクは71.3kgmを発揮する。先代モデルのV8、5.5LNA、DOHCの最高出力405ps、最大トルク57.1kgmから大幅に向上している。もちろん、レクサスLX600が搭載しているV6、3.5LDOHCツインターボの最高出力415ps/最大トルク66.3kgmを大幅に上回っている。
足回りには、ベースモデル以外は最新の電子式エアサスペンションシステムを装備。このエアサスペンションは走行シーンに合わせて車高調整が可能。
通常走行時は車高を下げることで空力性能を確保し、乗員の乗降時は更に車高を下げて乗り降りや荷物の載せ降ろしが容易となった。
そしてオフロード走行時は通常よりも車高を2.4インチ上げることで高い走破性を確保。ダイナミックデジタルサスペンションは、車両の動きに合わせ電子制御でダンパーの減衰力を自動調整する。
さらに、乗り心地とハンドリングのアップデートを目指して、従来モデルのQX80と比較して横剛性が58%向上したフレームとねじり剛性が300%向上し、高度な運転支援機能を促進する電動パワーステアリングラックに採用により、高度な運転支援技術の搭載も可能とした。
QX80には、インフィニティモデルに初めて適用された「Pro PILOT Assist 2.1」を含む、広範な先進運転支援技術が標準装備されているのも注目すべきポイントだ。
新型QX80は2024年夏から北米にて発売予定で、価格は8万2450~11万595ドル(約1242万~1666万円)。
QX80はインフィニティブランドとなるため、今のところ、展開していない日本での発売の可能性は低いが、これほどのオーラを持ったフルサイズSUVはなかなかないので、もし日本で売ればヒットするのではないだろうか。少なくとも納期4年以上となっているランクル300の顧客が、QX80に流れそうな気がするので、そろそろインフィニティブランドの日本展開を本格的に考えてみてはいかがだろうか。
インフィニティの本社は日産自動車本社と同じ横浜にあるので、過去のインフィニティブランドのニューモデルと同じように、インフィニティQX80は横浜本社ショールームで実車展示されるかもしれないのでこちらも期待して待っていよう。
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