■岩手の道をLBXで走った豊田章男会長の想い
式典の前日、豊田章男会長は開発ドライバーの佐々木雅弘氏と一緒に岩手の道をドライブしたという。有名な岩手山の麓にある一本桜を見に行き、ジャージャー麵を食べ、ラムレーズンのジェラートを食べるなど楽しい時間を過ごしたという。
豊田章男会長は岩手の道の印象について「道がクルマを作ると言いますが、クルマづくりには相当いい道だと感じました。美しい東北の道でWRCができたら、復興の後の東北を、この美しい景色を、世界にアピールできると思います!」と語った。
豊田章男会長はお世辞で言っているのではない。東日本大震災を忘れないためにも、東北がさらに発展するためにも、東北の道でWRCが開催できたら、どんなに素晴らしいことだろうと思っている。
あえてWRCに触れたのは地元から誘致の熱が生まれ、盛り上がるならば「豊田章男はひと肌脱ぎますよ!」と言っているように思えた。
たった半日イベントに出席しただけだが、トヨタ自動車東日本の従業員の皆さんの元気で一生懸命な振る舞いが、会社の発展を支えていると感じたことを付け加えておきたい。
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