■リーズナブルに個性的なコンパクトミニバンを「日産キューブキュービック」
![ついに新型が先行公開! コンパクトミニバンの鉄板フリード完全包囲網](https://img.bestcarweb.jp/wp-content/uploads/2024/05/16102258/cube01-600x368.jpg)
「カドを丸めたシカク」や、左右非対称デザインを取り入れた独創的なルックスで話題を呼んだ2代目キューブ。そのキューブの全長とホイールベースを延長し、3列シート仕様にしたのがキューブキュービックだ。
パッと見はキューブとの違いがわからないほど自然なスタイリングだが、全長およびホイールベースは170mm延長されている。それでも全長は3900mmしかなく、シエンタやフリードより300mm以上もコンパクト。これは大きな武器だ。
そのぶん居住空間は制限されるが、それでも2/3列目シートのニールームおよびヘッドルームは、大人にも充分なスペースを確保。加えて、リアドアの開口部を広げて上半身の通過スペースを拡大したことで、乗降性も高まっている。
パワートレーンは基本的にキューブと同じ。デビュー当初は、1.4L直4に4ATもしくはマニュアルモード付き6段変速CVTの組み合わせ。2005年のマイナーチェンジ時に1.5Lエンジンが追加された。
中古車市場の流通数はそれほど多くはないが、どれもリーズナブル。手軽にコンパクトミニバンを手に入れたい人にはピッタリだ。
■2列シートだっていいんじゃない!?「ダイハツトール&スズキソリオ」
いざという時に3列目シートがあると便利。しかし、それほど頻繁に使う機会がないのであれば、2列シートだっていいのでは!?
2016年にデビューしたダイハツトールは、軽自動車で培ったパッケージングを応用し、扱いやすさとゆとりある居住空間を実現したコンパクトワゴンだ。
全長は3700mmながら軽自動車並みの最小回転半径を実現し、低床フロアと1355mmの室内高により、乗降性に優れた広い居住空間を実現。240mmの後席ロングスライドやダイブインシートを採用したことで、さまざまなシーンに対応できるシートアレンジも可能だ。
パワーユニットは、1L直3のターボと自然吸気の2種で、前者は1.5Lエンジン並みの力強さ、後者は街中での扱いやすさが特徴。
ちなみにトールは、ダイハツで企画・開発・生産を行い、トヨタやスバルにもOEM供給されている。
そして、スズキソリオも幅広い世代から支持されるコンパクトワゴン。
2020年にモデルチェンジした3代目は、従来モデルよりもボディを70~80mm拡大し、広い居住空間に合わせて荷室空間もスペースアップ。その一方、それまでの取り回し性のよさを維持したことが特徴となっている。
エクステリアは、厚みを増したフロントマスクやダイナミックで伸びやかなスタイリングで、クラスを超えた存在感を表現。カスタムグレードのバンディットもラインナップする。
エンジンは1.2L直4のガソリン仕様とともに、モーターがエンジンをアシストするマイルドハイブリッドモデルも設定。
2022年には、一定速走行時にはEV走行も可能なフルハイブリッドモデルも追加し、ユーザーの選択肢が広がった。
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