■暑い夏の車内は約15分で熱中症の危険レベルに!
夏型事故とはいえないかもしれないが、最後に夏の車内のお話。
「ちょっと離れるだけだから」と子どもやペットを車内に残したままクルマを離れて事故となった、痛ましいニュースが毎年流れる。
外気温が35℃の駐車場で車内温度の変化を測定したJAFによる実験によると、サンシェードや窓開けなどの温度上昇対策なしの黒いクルマでは、車内温度は平均51℃に!
しかし、サンシェードや窓開けなどの温度上昇対策を施したクルマであっても、車内温度の上昇を防ぐことはできなかったという。
一方、エアコンを作動させたクルマは4時間もの間車内温度の上昇を防ぐことが確認されたが、万が一燃料切れでエアコンが止まる、もしくは子どものいたずらでエアコンが止まったら……。
約5分後には熱中症の警戒レベルを超え、約15分後には人体にとって危険なレベルに達したという。さらに、日なたや日陰に大きな差がなかった点にも注目したい。
暑い夏は夏型事故に気をつけることはもちろん、「わずかな時間であっても、クルマから離れる場合は車内に誰も残してはならない!」ということも頭にしっかり入れておいてほしい!
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