そろそろ梅雨入りの季節。大雨などによる災害などにも気を付けたい。そこで立ち上がったのがラリーストの新井大輝さん。自らの愛車水没体験を5月25日に開かれる「こだま防災フェス」で活かすそうだ! 新井さん、いったい何やるの?
文/写真:新井大輝
■愛車を水没させたニュースで「地上波デビュー」
この2ヶ月間、全日本ラリー選手権で完全に忙殺されていましたが、ふと気づいてみると私の所属している“こだま青年会議所”で、3ヶ月前から準備していた“こだま防災フェス”が明日に迫ってきました!
真面目な話をすると、今年は“防災”というコンセプトを設定して、私たち1人1人が被災者になりうるということを意識付けするために、このようなイベントを企画しました。
自身の実体験では、愛車のプジョー308を見事なまでに水没させた経験があります。突然被災するとどのような行動をとって良いのか分からないものです。それ故、間違った行動をとってしまうと二次災害、三次災害の危険性も出てきて周りにも迷惑をかけてしまう可能性も大いにあります。
今思い返してみるとすぐに適切な行動していれば他にも水没してしまった車たちを救えた“かも”しれません。この時は知っているだけでも12台が完全に水没車になってしまいました。
お恥ずかしながら水没した308の映像が全国ニュースで“本庄市の新井さん”として地上波デビューしてしまったのは記憶に新しいところです。
■その経験を水没体験イベントとして活かす!
あの時はゲリラ豪雨から10分ほどで浸水してしまい何も出来ずにそのまま水没していくのを外から眺めていました。怪我がなかったから良かったものの、万が一にも車内に閉じ込められたりしたら大惨事です。
そんな経験から今回の防災フェスでは水害が起こった際はどうなってしまうのか。万が一車の中に閉じ込められたらどれほどの水圧がドアに掛かるのかを実際に体験してもらうコーナーを用意しました。
今回の目玉はこの水没体験イベントと言っても過言では無いでしょう。念入りなリハーサルも行ったので準備はバッチリです。
併せて地震の揺れを実際に体験できる起震車も用意し、身近で起こり得る自然災害を体験できるようにしてあります。
■5月25日は埼玉県・本庄市の若泉運動公園へ!
他にも被災した際に役立つ商品や通信機器なども地元企業に協力してもらい展示していただきました。地元民はもちろんのこと、更に多くの人達に知ってもらい、万が一の災害にも備えたいと思っております。
停電になった時に役に立つポータブル電源や家の代わりとしても使えるDUCATOキャンピングカー(KYB製)、災害時でも給電の役に立つPHEVの三菱アウトランダーなど、多くの車関連の企業にも出展していただけるので是非この機会に気軽に遊びにきていただき、体験型の防災フェスを楽しんでもらえればと思います!
他にも多くの飲食店ブースや子供達が遊べる段ボール迷路も用意してお待ちしております!
地元の消防や警察などにも協力していただいており、個人的にスカイラインGT-R(BNR34)のパトカーが拝めるのが楽しみで仕方ありません!
入場料はもちろん無料ですので、『富士スピードウェイは少し遠いけど本庄市なら近いし新井が面白いことやっているから遊び行ってみるか!』と思っている皆様、お待ちしております(笑)
【こだま防災フェス 2024概要】
開催日時:5月25日(土)10:30~15:00(雨天決行/荒天時中止)
場所:埼玉県本庄市 若泉運動公園(埼玉県本庄市小島6-10-19)
おもな出店:消防・警察ブース、水没車展示ブース、起震車ブースのほか、段ボール迷路や飲食ブースなども出店、家族みんなで楽しみながら防災の知識が学べるぞ!
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