■筆者自腹購入、オススメのデジタルトラッカー3選
1.AirTag(Apple)。実勢価格4779円(Amazon調べ)
世界的ヒットとなった「デジタルトラッカー」。前述したように他のiPhoneやiPadが近くに入れば自車位置が更新される。
デメリットはiOSでなければ使えないこと。そして本体にはボタン類がないので、AirTag側からスマホを鳴らす事が出来ない点だ。そしてやや高めの価格だ。
2.Tile Slim(Tile)。実勢価格5000円前後(Amazon調べ)
AirTagより遥かに早く「デジタルトラッカー」を世に送り出しているのがTile(タイル)。Slim(スリム)の名の通り、クレジットカードサイズにわずか0.27cmの厚さなので財布はもちろん、クルマであれば車検証の中に入れておくこともできる。またトラッカー側からスマホを鳴らす事が出来る。
デメリットとしては電池交換ができない点。基本的には接続が切れた最後の位置と時間を記録する設計、他のTileユーザーがBluetooth圏内に入ると自車位置更新はされるが、更新頻度はあまり高くない印象を受けた。
3.Anker Eufy Security SmartTrack Link(Anker)。実勢価格2990円(Amazon調べ)
モバイルバッテリーやデジタル家電の領域でシエアを拡大しているAnker(アンカー)の「デジタルトラッカー」。Appleの「探す」アプリに対応しているのでAirTag同様の使い方ができる(Apple端末のみ)。
デメリットとしてはバッテリーが1年しか持たないこと。
■便利ではあるが、使う側のモラルも問われる
非常に便利な「デジタルトラッカー」だが、使用者側のモラルも重要だ。
ユーザーとしてはクルマに置いておくことで自車位置の確認が出来るメリットはあるし、万が一盗難された場合でも犯人がその存在に気がつかなければ、ある程度逃走ルートを把握することもできる(ゆえにトラッカーは目立たない場所に隠すのが基本)。
ただ裏を返せば、自分自身がいたずらでバンパー裏などにガムテープなどを使い、トラッカーを貼り付け、自宅等を特定しようとすれば、それはしっかり「犯罪」である。
実際、アメリカなどではトラッカーを使った犯罪(ストーカー行為)も行われているが、この手の不正利用に対し、メーカー側は注意を呼びかけると同時にOS側で対応するように開発を進めているという。
冒頭に述べたように、本来の使い方ではないが、中古車などを購入した際、結構使える「神デジタルガジェット」としてオススメである。
【画像ギャラリー】筆者が実際に買って試した神ガジェットがコチラ!?(6枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方どこ停めたっけ?って方向音痴に多いらしい…ってテレビで言ってた!
古くてもいいんじゃんない?別に…
新しくても使いにくけりゃゴミだし✌