特定の車種でホーンが「迫力ある音」に聞こえる理由は?
なお、個人的な見解ではあるが、最近高級な純正ホーンとして勢力を強めているのがレクサスだと感じる。
レクサスのホーンはレクサスのコンセプトらしくというか、迫力と品格のようなものが実に上手にバランスされているように感じる。
これは、音量自体が大きいことに加え、スペックを見てみるとホーンは「渦巻き型のダブル」となっており、2つのホーンは低音担当と高音担当という別の部品になっている効果が大きいのではないかと感じる。
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特に日本車ユーザーのなかにはホーンの音に不満を持っている人が意外に多いかもしれない。
ホーンは、それなりのものでも3000円程度から買え、価格の割に(質の)変化が大きいパーツ。それだけにディーラーオプション(設定がある場合はノーマルがそれほど良くないということでもある)やアフターパーツが豊富に揃っている。
それゆえ、店頭やインターネットで視聴し、気に入ったものに交換すると、雰囲気が変わってまた車を楽しめるかもしれない。
最後に、他車へ危険を知らせるためにも重要なホーンだが、道路交通法では「やむを得ない場合以外は、クラクションを鳴らしてはいけない」と定められている。
クラクションは、あくまで危険防止のために必要な場合や見通しがきかない場所などに鳴らすもの……という前提を知ったうえで、必要な場面で使ってほしい。
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