日本以外は下手したら全滅!? [モーターショー]はもう時代遅れなのか!?

■今後のモーターショーはどう変化していく?

トリノではモーターショーを開催しなくなったが、アウトドアイベントとして様々な車両を展示。新しいモーターショーのカタチとして注目を集めている。
トリノではモーターショーを開催しなくなったが、アウトドアイベントとして様々な車両を展示。新しいモーターショーのカタチとして注目を集めている。

 では自動車メーカーはこういったリアルなブランド発信の場を捨て去ってしまったのかといえばそうでもない。

 北米で開催されるカーマニアの祭典であるモントレーカーウィーク(ペブルビーチコンクールデレガンスで有名)にはラグジュアリーブランドがテンポラリー・ショールームを構えたり、ザ・クエイル・ア・モータースポーツギャザリングというペニンシュラグループが主催するアウトドアミーティングには各ブランドがスタンドを構え、メディア向けのプレスカンファレンスまでも行う。

 まさにアウトドアモーターショーである。

 また、かつてピニンファリーナやジウジアーロなどが毎回新しいカースタイリングの提案を行ったトリノモーターショーは2000年を最後に開催中止してしまったが、近年トリノ市街を活用してカーデザインに焦点を当てつつも、アウトドアイベントとして復活した。

 この二つの例でも分かるように基本的にアウトドアがキーワードであり、顧客のターゲットを絞ったカーイベントが従来のモーターショーを継承するという流れを見ることができる。

 東京モーターショーも昨年ジャパンモビリティショーとして再スタートを切った。

 私たちクルマ好きとしては、こういったモーターショーが新しい形で生き残っていくことを祈りたい。

【画像ギャラリー】ひょっとしてモーターショーは世界的にオワコン?(4枚)画像ギャラリー

PR:かんたん5分! 自動車保険を今すぐ見積もり ≫

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

話題のGRヤリスMコンセプト、新型セリカと関係あり!! オートサロン特報も掲載のベストカー2/26号発売中!

話題のGRヤリスMコンセプト、新型セリカと関係あり!! オートサロン特報も掲載のベストカー2/26号発売中!

ベストカーWebをご覧の皆さま、こんにちは!愛車のブレーキがエア抜きから2週間でふかふかになった編集…