■ヴェルファイアの2.4Lターボはどんな走りなのか?
ヴェルファイアには2393㏄直4インタークーラー付きターボエンジンを搭載したZプレミアをラインナップしている。ガソリンNA車やハイブリッド車と、走りはどう違うのだろうか?
2.4Lターボ車の最高出力は279ps、最大トルクは43.8kgm。これにダイレクトシフト8ATを組み合わせている。アクセルを強く踏み込むと43.8kgmの太いトルクで力強く加速していき、レスポンスのよさも気持ちいいという。
ボディ&シャシー関連では、フロントには、ラジエターサポートとサイドメンバーをつなぐ専用のパフォーマンスブレースを設定。フロントの剛性を上げることで応答性を向上させ、走り出しからスーと動く走りの気持ちよさを実現。また足回り、ステアリングのチューニングを加えているという。
ターボエンジンのため、そのエンジンサウンドも気になるので聞いてみたところ、「乗用域までは不快に感じる音を軽減し、アクセルを強く踏めば気持ちのいいエンジン音が出るようにセッティングしています」という。
特に2.4Lターボ車は、ドライバーズカーだからハンドリングも気になるところ。それについては、フラットな乗り心地を実現しながらドライバーが疲れない操縦安定性を実現したという。
特にこだわったのは、高い操舵感と接地感。重心が高いミニバンの場合、ハンドルを切り始めると、少し遅れてロールが出てくる。それが気持ち悪さにつながるがその遅れがヴェルファイアにはないという。
ヴェルファイアZプレミアの2.4Lターボ車に装着された225/55R19タイヤに関しても、操縦安定性だけでなく、ロードノイズや乗り心地もしっかりチューニングし、トータルバランスのとれたいいタイヤに仕上がっているという。操舵感と接地感。しかし、こんな言葉、ミニバン開発ではあまり聞いたことがない……。
アルファードはセカンド、サードシートの乗り心地がよく振動も抑えられて快適な乗り心地、しかもドライバーもシュアなハンドリングで快適。いっぽう、ヴェルファイアの2.4Lターボは欧州スポーツサルーンを思い起こさせる走り。
走りこそが、新型アルファード/ヴェルファイアの最大のウリなのかもしれない。
【画像ギャラリー】新型アルファード/ヴェルファイアの走りは欧州高級サルーン並み! もうミニバンと言わせない!?(7枚)画像ギャラリー
コメント
コメントの使い方こう言う内容の記事みて30系エグゼクティブラウンジ買ったけど全然いい実感がなかったから今回の新型を買っても多分こんなもんか…ってレベルだと思うんですよね…でもやっぱ期待しちゃうから早く乗ってみたい。
あれだけ重心が高い箱なんだから高級セダン並みの乗り心地は物理的に不可能だろうとは思いますけど。きっといくら良くなってもミニバンでこれならまぁ許せるってレベルまででしょうね。
毎度お馴染みの提灯記事。
所詮は200万円代後半の車に採用される中~上級車用プラットフォーム&大衆車向けのポンコツエンジン(しかも、車重に対して明らかに排気量が不足してる)、走行性能を考えたら余りにも不利過ぎる箱型&背高デザイン。
もしトヨタのエンジニアが、ベンツやBMWのエンジニアの1000倍優秀でも、この縛りじゃ両社のサルーン並みの走行性能を達成なんて絶対無理。猿でもわかる嘘をつくんじゃない。