人気のSUV、トヨタ RAV4。なかでもオフロード色を強調した『アドベンチャー』は人気グレードだが、ガソリンエンジン車のみの設定だった。
2021年12月、その『アドベンチャー』に、待望のハイブリッド版が登場した。待ちに待った『ハイブリッド・アドベンチャー』に試乗!
※本稿は2022年2月のものです
文・写真/ベストカー編集部、撮影/西尾タクト
初出:『ベストカー』2022年3月10日号
■クロカンムードたっぷりのハイブリッド4WD
人気のRAV4。これまでオフロード色を強調した『アドベンチャー』は2Lガソリンエンジン車のみの設定。
専用の内外装に加え、機能面ではダイナミックトルクベクタリング4WDがシリーズ中で唯一組み合わされるのが特徴的。最もRAV4らしさを味わえるモデルとして人気を得ている。
一方、アドベンチャーのテイストをハイブリッドで求める声も多かった。
昨年12月、そんな『RAV4 アドベンチャー』に待望のハイブリッドモデルが加わった。
エクステリアは専用グリルや大型バンパー、大型スキッドプレート、大型フェンダーモールなどが装着され、まさにアドベンチャー。
内装もグレーにオレンジの差し色がポイントの専用カラーで『クロカンムード』が嬉しい。
パワートレーンは他のRAV4同様、後輪を54ps/12.3kgmのモーターで駆動する「E-Four」。
トルクベクタリング4WDはないものの、力強い後輪蹴りだしを実感できる4WDの走りは、アドベンチャーの名に恥じぬもの。アクセルオンでグイグイ後輪がトラクションを発揮する。
最低地上高は他のハイブリッドグレードより5mm高い195mmで、ハイブリッドモデルでも不整路での走りに余裕を発揮する。
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