新型タイプRに翼を授ける!? こだわり開発陣がマジ開発!! Modulo製ウィングを峠全開チェック

リラックスした時こそ威力を発揮する「実効空力」

ただでさえ速いシビックTYPE Rをより速く!ホンダアクセスのテールゲートスポイラーを群サイで試す!
中央付近のガーニーフラップ形状や翼端板など、標準のスポイラーとは異なる形状を持つ

 それすらも上下方向の入力大きいため激しく揺さぶられる。100km/hのダウンフォース、頑張っても二桁kgに届かない。フラットなサーキットなら敏感な人で気付くくらいだと思う。この時点で「さすがの実効空力を目指すモデューロも解りにくいでしょうね」と考えつつピットに戻り、ウイング交換。写真を御覧頂ければ解る通り、モデューロのフルカーボン製ウイング、カッコ良い!

 ノーマルウイングのイメージを持ちつつコースイン! 同じようなペースで走り出す。するとどうよ! やはり路面からの入力大きいため、クルマは動き回る。これだけテールが上下方向に動くと、空気の流れも安定しないんじゃなかろうか。「全然違うクルマになりましたね!」と感じる人もいるようだけれど、少なくとも私は同じようにコントローラブルで楽しい走りだった。

 クルマを降りて開発担当者に話を聞くと、普通の路面を巡航している時の方が明確に違うという。確かに暴れまくっている状況だと人間に入ってくる前後左右方向のGも大きく、敏感になれない。むしろリラックスしている時こそモデューロが狙っている実効空力を感じるんだと思う。機会あったら高速道路を通常の走行速度域でクルージングしてみたいと思った。

【画像ギャラリー】モデューロパーツで武装したシビックTYPE Rがこれ!(12枚)画像ギャラリー

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