■レーシングカーさながらのシフトワークに高ぶる!
まずはサーキットで軽く足慣らしを行うが、ピットを出てすぐに加速フィールも明らかに向上しているのを感じる。スロットルペダルを深く踏み込むと吸気バルブが開いて蹴とばされるようなダッシュが始まり、その加速感はEVとは異なり、持続的で直線では200km/hを超えるまで容易に続く。
その間に「アクラヴォビッチ・エグゾースト・システム」から気持ちのいいサウンドが響いてくる。ドライブ・プログラムのSプラスで7速のマニュアルモードでのパドル操作はまさにレーシングカーそのもののダイレクトなシフトワークを楽しむことができた。
一方、街中でも20周年Rの挙動は快適性のマージンが充分残るシャシー、そしてフレキシブルなエンジンのお陰で日常の使用に充分以上に確保されている。
このラストエディションとも言えそうな20周年記念ゴルフRの価格はドイツでは5万9995ユーロ(19%付加価値税込み)で、日本円で約846万円。限定生産ではないが生産期間がおよそ1年とかぎられている。
VWによれば販売地域はドイツばかりでなく、アメリカをはじめ海外市場にも出荷される予定だが、日本が含まれているかは明言されなかった。期待して待ちたい。
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