■もっともコンパクトなSUV、XT4
次に乗り換えたのは、もっともコンパクトなSUVのXT4。エスカレードとは正反対のクルマなので、最初は頭を整理するのが大変でしたが、少し運転してみると、そのサイズ感と取り回しの良さは、日常で使うにはピッタリのモデルだと感じました。
2L、直4ターボエンジンを搭載していて、230ps／350Nmを発生します。このコンパクトなボディに対して必要十分なパワーがあり、力不足を感じるシーンはほとんどありません。
ひとつ気になったのは、今回「スポーツ」と「プレミアム」のグレードに乗ってみて、スポーツだと少し硬めの跳ねるような乗り心地で、特に後席はそれが顕著だったこと。サスペンションには大きな違いがないとのことだったので、純正装着のタイヤによって、少し乗り心地に違いがあるのかもしれません。
今回試乗したプレミアムは、軽快でキビキビ走れて乗り心地もよく、コンパクトな取り回しに加えて、上質な走りも楽しめると感じました。
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