中古車を狙っている人必見!! 約10時間&450kmの東京-静岡往復でわかった初代アウトランダーPHEVの実力

■なんと試乗中にオーナーに遭遇! 大満足のコメントをいただく

 急速充電の際に出会ったのが2月9日に納車になり1000kmほど走ったというIさん。満タン&EVでの総走行距離は約600km、EV走行は50km弱だという。都内の渋滞を効率的なEVで走るために今回はバッテリーチャージモードも使って東京まで走ってきたという。乗るたびに発見があって面白いと語ってくれた。

■今回はこんなテストをしました

01)EV状態でどれだけ走る?……フル充電状態からスタート。ACとシートヒーターをOFF、エコモードで約60km/hで流れに乗って走ったところ約45km走行できた。帰りに試したACオンの状態では約35kmの走行だった。

パドルシフト走行テスト

02)ハイブリッド走行燃費テスト……エネルギーフローメーターがオレンジに変わるとエンジンが前輪を駆動している証拠。ACを使ってのハイブリッド走行燃費は13.7km/Lだった。シートヒーターのみでは14.3km/Lだった。

パドルシフト走行テスト

03)バッテリーチャージモードテスト……バッテリーチャージモードにして走ると、一般道を23km走行中にバッテリーは約80%まで回復。ただし燃費は7.8km/Lまで落ちた。停車中でも使え、約40分かかるという。

パドルシフト走行テスト

04)パドルシフト走行テスト……ワインディングでパドルシフトを使い、減速力を変えながら、燃費を気にせず自在に走ったところ11.8km/Lという燃費。B5とB0では減速フィーリングが大きく違うため、走りがまるで違う

パドルシフト走行テスト
パドルシフト走行テスト

05)回生力テスト……標高846mの箱根峠から回生レベル最大のB5から最小のB0まで回生レベルセレクターを操作しながら下ったところ、9割近くまでバッテリーは回復した。その際のEV航続距離は71kmを表示。下りが続けばそれくらい走りそう。

回生力テスト
回生力テスト

06)総合燃費計測テスト……南伊豆町まで455.9km走って入ったガソリンは30.65L。14.87km/Lはすばらしい数字。レギュラーガソリン152円/Lだったので4659円。高速代を入れても1万円でお釣りがきた。お得!

総合燃費計測テスト
総合燃費計測テスト

■三菱 アウトランダーG プレミアムパッケージ主要諸元

・全長×全幅×全高:4655×1800×1680mm
・ホイールベース:2670mm
・車重:1820kg
・エンジン:直4DOHC MIVEC
・総排気量:1998cc
・最高出力:118ps/4500rpm
・最大トルク:19.0kgm/4500rpm
・モーター最高出力(フロント/リア):82ps/82ps
・最大トルク(フロント/リア):14.0kgm/19,9kgm
・JC08モード燃費67.0km/L
・EV走行距離:60.2km

■アウトランダーPHEV価格

・Gプレミアムパッケージ:429万7000円
・Gナビパッケージ:397万8000円
・Gセーフティパッケージ:366万4000円
・G:356万9000円
・E:332万4000円
※平成25年度クリーンエネルギー補助金が受けられる見込み

(内容はすべてベストカー本誌掲載時のものです)

【画像ギャラリー】初代アウトランダーPHEV 走りを変える「注目のスイッチ群」をギャラリーでじっくりチェック!(6枚)画像ギャラリー

新車不足で人気沸騰! 欲しい車を中古車でさがす ≫

最新号

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

新型プレリュード仮想カタログほか、スポーツカー好き大歓喜情報満載!ベストカー12月10日号発売中!!

 ベストカーWebをご覧の皆さま、ちわっす! 愛車がどれだけ部品を交換してもグズり続けて悲しみの編集…