マイナーチェンジしたばかりのルノー新型ルーテシア。デザインが大幅変更となり、素直にイケメンフェイスとなったうえ、中身もかなり手が加えられているのだ。しかもキャッチフレーズは「走りを極めたフルハイブリッド」ということで日本でもっとも標高の高い“山の極み”でもある富士山まで行ってテストすることに。衝撃の結果でした!!!!
文:ベストカーWeb編集部/写真:森山良雄
【画像ギャラリー】ホイールかっこよすぎないか……そして衝撃のトータル燃費がコレ(21枚)画像ギャラリーマイチェンで軽量化!? 内外装大幅進化でイケメンフェイスに
マイチェン版新型ルーテシアの変更点をざっくりお伝えすると、フロントおよびリアのデザインをチェンジ。アルカナやキャプチャーなどにも採用されている縦型ディスプレイなど大幅に手が加えられているのだ。
これまでガソリンターボモデルもラインアップされていたが、E-TECHフルハイブリッドのみとなったのも大きなポイントで、最高出力も3%アップしたうえ燃費も25.4km/Lにアップ。しかも10kgの軽量化までなされている力の入れ様なのだ。
ホイールかっこよ!! シートもお見事だった
そんな前情報を頭に入れて実車をみると、キャプチャーからスタートした新デザイン顔となって実サイズ以上に立派になった印象。ちなみに新型ルーテシアは、キャプチャーやアルカナで好評のエスプリアルピーヌというスポーティグレードのみに絞り、グリルやサイドミラーなどをブラック塗装!!
しかもホイールが超絶カッコいい!! 大型センターキャップが醸し出すスポーティな印象も素晴らしく好み。しかも205/45R17とこのクラスにしてはかなり大径タイヤというのも注目ポイントだ。
とはいえ205/45R17というこのクラスにしてはかなり大型であるゆえ、高速道路の継ぎ目などふとした時に硬いな…という印象もあり、可能ならばもう少しエアボリュームの大きなタイヤが個人的には理想。
シートもエスプリアルピーヌを名乗るに相応しいホールド性の持ち主で、長距離移動でも疲れ知らずであったのも◎。ステアリングステッチや助手席周辺など随所にトリコロールカラーを散りばめているのはもちろんだが、個人的に注目なのはフロントのドアパネルであった。
肘を置く箇所に程よい硬さのソフトパットを採用しており、これがまた同乗者からも大好評!! 運転中にドライバーが使用することはないものの、休憩時に大活躍間違いなし、なデキであった。
まさに熟成!! 市街地ですら楽しいデキ
冒頭の通り新型ルーテシアのキャッチグレーズは「走りを極めたフルハイブリッド」ということで“山の極み”とも言える我らが富士山(五号目)まで出かけることに。これだけ聞くとふざけている様に思われるかもしれないが、高低差もあり燃費性能がアップした新型ルーテシアにはうってつけの舞台なのだった。
そもそも改良前だってルーテシアの仕上がりは文句なしであった。強いてあげるならばセンターモニターがライバル勢などと比べるとかなり小ぶりで、大画面化してほしいなぁくらいであったほど。
とくにE-TECHフルハイブリッドはカタログ燃費はフツーに叩き出せるほどの燃費の良さはもちろんのこと、運転する楽しさを素直に体感できるクルマであった。改良版はさらに磨き上げたという印象。それは速度域の高い高速道路だけでなく、市街地でも味わえるもので、止まる・曲がる・進むといったクルマの基本動作がとにかく素直なのだ。

























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