WRX STI Sport♯はWRX STIの直系モデルではない!
WRX STI Sport♯は2019年12月に販売を終了したWRX STIの復活か!? といえば、そうではない。もちろんMTで操るスポーツセダンという方向性は同じだが、WRX STIがピュアスポーツなら WRX STI Sport♯は乗り手を選ばないスポーツセダンということができる。
乗ってまず感じるのはWRX STI Sport♯のシフトフィーリングのスムーズさとクラッチの軽さだ。WRX STIは剛性感のあるガチッとした操作フィーリングなのに対し、WRX STI Sport♯は手にも足にも力を入れることなく操作が可能だ。
エンジンのフィーリングもFA24は下からトルクがあって市街地でも乗りやすいのに対し、WRX STIは高回転まで回して楽しむスポーツエンジンという特性の違いもある。もちろん乗り心地はWRX STIのほうが硬めだ。
さらにWRX STIはDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)を採用し、スポーツ走行時にダイヤルでセンターデフの効きを選べたのに対し、WRX STI Sport♯はビスカスLSDとなる。シビアなコントロールには向かないが、神経質にならずにスポーツ走行が楽しめるというメリットもある。
そしてもう一点大きな違いは、WRX STI Sport♯にはアイサイトが付くこと。カメラが最新モデルとなるバージョン4となり、安全、安心を手に入れている。
WRX STI SPORT♯ 主要諸元(目標値)
商品企画本部の小林正明氏に聞く「なぜ今6MTが復活するのか?」
スバルのスポーツ系車両全般を取りまとめる小林正明氏。なぜ今6MTが復活するのかストレートに聞いてみた。
「WRXにMTが欲しいというお客様の声をずっといただいていて、やりたいという思いはあったのですが、その一方でWRX STIの6MTとなると、どうしても高性能なものを出さないといけないという使命感があり、葛藤を抱えてきたというのが正直なところです。社内を動かすきっかけになったのは、かつてスバルのMT車に乗っていたお客様の多くが他社に乗り換えてしまったというデータですかね。
経営陣からは『どうにかするように!』と激励されまして、カジュアルなものでいいからMTをなるべく早くお客様にお届けしようと企画したのが今回のWRX STI SPORT#なのです。WRX STIという名前は大事にしたいのですが、初めてMTに乗るというお客様にも乗っていただきたい。
これからスバルは既存のアセットを使い、『走る愉しさ』をいろいろご提案していこうと考えております。もちろんMTも今回かぎりということではありませんし、時期もそう遠くないタイミングと考えていますので、ぜひご期待ください」
スバルのスポーツモデル全般を統括する小林氏は言葉を選びながらも、MTは今回限りではないと教えてくれた。スバルのMT戦略から目が離せないぞ!
【画像ギャラリー】いよいよ発売間近となったWRX STI Sport ♯大公開! Dシェイプのステアリングもかっこいいぞ!!(6枚)画像ギャラリー








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