ダイハツとゼネコン大手の前田建設がタッグを組んだ!! そう、動くマイクログリッドシステムを作った。これ自動車メーカーとゼネコンが知見を集約して作ったもので、それぞれの強みが生きているのだ。実証実験を見て、触って、聞きまくるとなるほどの連続!! これは活躍間違いナシでしたぜ!!
文:竹岡圭/写真:小林岳夫
【画像ギャラリー】体育館の横に謎コンテナとeハイゼットカーゴ!? ダイハツと前田建設の技術が活きる廃校を活かした実験場に接近大公開!(22枚)画像ギャラリースマートグリッドってなんだ!?
最近至るところで目にする「スマートグリッド」という単語ですが、改めて調べてみると「IT技術によって電力の需要・供給を把握し、効率よく送電する送電網のこと。太陽光や風力などの不安定な再生可能エネルギーを効率的に配分し、停電防止や省エネを実現する賢い仕組み」という回答が出てきました。
もうひとつ「マイクログリッドシステム」という単語は、一定の地域(工場、病院、街区などの小単位)に、太陽光や風力を使った小規模な発電施設を作り、大規模発電所に頼りきらずともエネルギーの地産地消システムができる仕組みのことと出てきます。
通常は大手電力会社から購入した電気と、再生可能エネルギーを効率よく利用し、非常時には一般的な送配電ネットワークから独立して地域内で発電した電力を供給するシステムになります。
この仕組みを、自動車メーカーであるダイハツと、ゼネコン大手の前田建設がタッグを組み、新しく「動くマイクログリッドシステム」を作ったというのが、今回のいちばんスゴイぞ!ポイントです。
「突拍子もないことやろうぜ!」で始まるコラボ
というのも、通常のマイクログリッドシステムは設置されるものであり、動かないもののハズなんです。少なくとも前田建設さん的には、そう思っていたと思われます。何を隠そう、私もそうでした。
でも前田建設さんは震災復興の経験から電気が“動く”価値を感じていました。ダイハツさんは自動車という動くものを作っているメーカーです。このコンビだからマイクログリッドシステムだって動いたっていいんじゃない? という発想がしやすかった。
というのも、ダイハツはBEVを作っていて、つい先日もe-ハイゼット カーゴやe-アトレーというBEVを送り出したばかりであり、その際にもそういう構想はあったそうで、実はe-ハイゼット カーゴには今後の発展性を考えて、積めるだけ電池を積んでおいたと言いますから、先見の明がありますよね。
今までもV2Hに対応し外部給電できるBEVは、超マイクログリッドシステム的な意味合いはありましたけれど、その先それを超えることを考えて電池を積んでおいたという考え方に感銘を受けました。
そして、そんな両社が自動車技術会の講演会で出会うわけですが、その時出会ったのは前田建設さんの中でもファンタジー営業部という部署。
マジンガーZの格納庫、宇宙戦艦ヤマトの発進準備工事、銀河鉄道999の地球発進用高架橋等々の御見積を発表したり、機動戦士ガンダムについては、先日まで横浜にあった動く機動戦士ガンダムを実際に手掛けられていたという、面白いこと……いや突拍子もないことやろうぜ事業部だったのです。
新しいことをすることに、まったく抵抗がない部署であるからして、今回は前田建設さんからダイハツさんにお声がけをし、異業種コラボレーションとなったんだそうです。
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