最強スタッドレスここに究む!! 横浜ゴムの最新鋭氷盤試験場が凄すぎた【PR】

■ユーザーが求める氷上性能に応えるために続く最先端の開発

氷上性能は特に日本のユーザーには大きな指標となる。アイスガードの名を冠する横浜ゴムだけに氷盤試験場への設備投資はやはり必然だったのかもしれない
氷上性能は特に日本のユーザーには大きな指標となる。アイスガードの名を冠する横浜ゴムだけに氷盤試験場への設備投資はやはり必然だったのかもしれない

 日本の冬道での安全運転を支えるスタッドレスタイヤにユーザーが求める性能の第一位は氷上の制動性能。

 例えば新製品であるiceGUARD7の幅広い温度で「氷に効く」というiceGUARD史上最大の接地面積やブロック剛性の確保も、氷とタイヤの間に発生する水膜を効率よく排水できる「ダブルマイクログルーブ」のような溝の新開発技術も、iceGUARD7専用のゴムのシリカやオレンジオイルS、氷や雪を噛む効果を発揮するマイクロエッヂスティックetc、使用する原料もその配合技術もそれらどれかが飛び抜けて優れているだけでは高性能な一本のスタッドレスタイヤにはなり得ない。

 屋内氷盤路で氷盤温度の異なる二種類の路面で制動性能を試させていただいた。

 屋内の気温は-4.3℃。ひとつのレーンは冷媒装置によって-9.2℃に温度を低められ、もうひとつのレーンは自然氷結による-1.7℃というコンディション。そこをプリウスに装着されたiceGUARD7と先代のiceGUARD6の制動性能を比較したのだ。

冷媒装置で氷温調整ができる氷盤試験場の設置は国内メーカーでは初となる。横浜ゴムのスタッドレスタイヤはこの試験場で鍛え上げられる
冷媒装置で氷温調整ができる氷盤試験場の設置は国内メーカーでは初となる。横浜ゴムのスタッドレスタイヤはこの試験場で鍛え上げられる

 高い氷温の路面に比べて、低い氷温の方はブレーキングを始めた瞬間の「クッ」と食いつくような制動感と制動していく過程の効き具合も優れていた。旧商品と新商品の比較テストも行ってみた。新商品の性能向上はどちらの氷温の路面でも感じ取れたが、低い氷温の路面の方が、制動距離もフィーリングの差も少なくなっていたことが印象的だった。最新モデルの性能を確認できたのはもちろんだが、とにかくこんな風に屋内で異なる温度の氷盤で試験ができるってやっぱりすごい!

 横浜ゴムの冬道に“効く”タイヤ開発は、新世代タイヤのiceGUARD7からまた新たなチャプターに入ったと言ってもよさそうだ。

横浜ゴムの取締常務執行役員/技術統括である野呂さん(右)と取材を行った飯田裕子さん(左)
横浜ゴムの取締常務執行役員/技術統括である野呂さん(右)と取材を行った飯田裕子さん(左)

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