ステアリング、シフトの操作感が抜群にイイ!これは市販化してほしい……
まず7900rpmのレッドゾーンまで素晴らしいサウンドを楽しませてくれながら加速していくエンジン。
モーテックはデータロガーとして使用しているだけで、ECUは生産品をベースとして、制御変更で対応している。ミッションもノーマルを使いながら、アクセル踏んだままシフトアップ可能。
競技車両に多く使われている”点火時期を遅らせ一瞬だけトルク落とすシステム”なのだけれど(レース仕様は寿命を縮めるがさらに効率のいい予選モードがある)、シフトゲートの剛性を上げていることも相まってシフトが楽しいのなんの!
さらにシフトダウンはブリッピング制御を入れているため、ヒール&トゥをしなくてもバッチリ回転が合う。
足回りはレース用の車高とセッティングになっているものの、味付けを変えれば一般道で楽しい乗り味になるだろう。
何よりサスペンションの取り付け剛性などが上がっているため、ステアリングフィール抜群にいい。強化されたブレーキのタッチも申し分なく、何度もシフトダウンしながらのフルブレーキングを楽しんでしまった。
エンジニアと話をしていたら、エンジン制御などは2024年7月発表のアプライドDで、レースで得たノウハウを導入しているという。
アプライドCと大雨の中で乗り比べたのだけれど、なるほどコントロール性がハッキリ向上していた。というか、クルマの味が変わってしまうほど。こういった知見をドンドン取り入れ、限りなくスーパー耐久レースの技術を入れたBRZなど期待したくなります。
【画像ギャラリー】【国沢さんのスーパー耐久車両試乗記】ほぼレース仕様のBRZのステアリング、シフトフィーリングが超イイ!(13枚)画像ギャラリー

















コメント
コメントの使い方このまま! というのは難しいだろうけど、これに限り無く近い姿で市販化して欲しい。スバルさん、頼みます!
私も数少ない乗車経験がありますが、レーシングカーというのは市販車と全くの別物ですからね。精度もレスポンスも、あと音のデカさもw
それをスバルも市販車に取り入れてくれるなら、GRの取り組みを指くわえて横から見てるのを脱却できます。是非やってほしい!