1月12日はサウジアラビア南西部の町、ワジ・アド・ダワシルを基点にしたループコースで483kmのSS(競技区間)が行なわれた。
4輪部門のトラッククラスにHINO600シリーズで参戦している日野チームスガワラ(菅原照仁/染宮弘和/望月裕司組)は4輪総合93位、トラッククラス10位でゴール。累積順位を4輪部門総合85位としてクラス8位をキープした。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部、写真/日野自動車・ASO
ロングSSは砂丘や岩場など多彩なコース
SSはワジ・アド・ダワシルの南方が舞台。サウジアラビア南西部の砂漠地帯らしい変化に富んだもので、序盤は砂地のワダチとまずまずの難易度の砂丘が登場した。
その後も砂地や岩場が次々と現れ、巨大な峡谷の間を抜けるラフロードなど景観もダイナミックなコースとなっていた。
日野チームスガワラは砂丘では副変速機のローレンジを多用しながら大型車のライバル勢にそん色ないペースを維持。
砂の中に石が隠れている路面や岩場ではパンクのリスクに注意しながら進み、立ち木に車体側面を接触させる場面もあったが、ノートラブルで無事日没前にゴールに到着した。
13日はワジ・アド・ダワシルから2日間をかけてビーシャへ向かうマラソンステージの1日目。410kmのSSを走ったあと「REFUGE」と呼ばれる参加者専用の簡易ビバークに投宿する。
前半戦のマラソン行程と同じくメカニックのサポートやチームからの部品供給を受けずに2ステージを走り切る設定で、厳しいコース設定も予想され、後半戦の難関の一つとなりそうだ。
日野チームスガワラは12日晩の整備で、リア・リーフスプリングの2回目の予防的な交換を行なうほか、各部の入念な点検を行なって過酷なマラソンステージに万全を期す。
日野チームスガワラ乗員メンバーのコメント
菅原照仁
距離は長かったですが、基本的にはハイスピードのSSでした。わざわざ山の中に入っていくようなルートで、木立がミラーやボディ側面に当たるのが煩わしかったです。砂丘も出てきましたが、今のダカールでは競技車のレベルが上がったこともあって極端にむずかしいものはありません。
染宮弘和
一日中大きな声で指示を出し続けてしゃべり疲れました。立ち木に当たるときは必ずドライバー側ではなくナビ側に来るのはラリーのお約束ですね。ロードブックは変更を加えたコマ図におかしな部分が散見されるので気を付けたいと思います。
望月裕司
今日は路面が砂から岩まで変化したので、タイヤ内圧の調整装置を動かしながら走りました。今晩の整備では立ち木で破損するサイドミラーの対策もお願いしました。エンジンや駆動系、車体各部の温度をモニターしていますが、概ね順調です。








