アーチオン初の中期経営計画を発表! 統合プラットフォーム戦略でシナジー創出と販売増をめざす!!

生産拠点とバス事業

シナジーで海外市場での生産・販売も拡大する。写真はGAIKINDOインドネシアモーターショー2023で並んでいた日野と三菱ふそうのブース。同国は両社にとって大市場でありトップの座を争ってもいる
シナジーで海外市場での生産・販売も拡大する。写真はGAIKINDOインドネシアモーターショー2023で並んでいた日野と三菱ふそうのブース。同国は両社にとって大市場でありトップの座を争ってもいる

 国内の生産拠点については既報どおり、車両生産を日野古河工場、三菱ふそう川崎製作所(部品も生産)、部品生産を日野新田工場に集約し、三菱ふそうの中津工場は川崎へ統合する。

 日野の小型車生産拠点である羽村工場は、4月にトヨタが子会社化(トヨタ自動車羽村)を完了しており、現在は日野からの生産受託という形で生産を継続している。将来、統合プラットフォーム車の生産も行なうかは現時点では不明だ。

 なお、バス事業に関しては、日野は、いすゞ自動車との合弁会社ジェイ・バスでのバスボディ生産事業と共通化製品の供給を継続する。いっぽう三菱ふそうは、バス部門を今年下期に鴻海(フォックスコン)と合弁で設立する新会社へ移管、バス生産子会社三菱ふそうバス製造も合弁に組み込む。販売については、従来と同じく三菱ふそう販社で取り扱う。

 東南アジアを中心とする海外の生産・販売事業も、国内と同様の方針としており、2032年度までに販売台数をプラス2万台の19万台へ引き上げる計画で、海外生産比率も増やしていく方針だ。

 ちなみに、日野はタイとインドネシア、米国など、三菱ふそうはインドネシア、ポルトガルなどに、それぞれ生産拠点がある。特に東南アジアは商社ビジネスとの関わりが深いだけに、こちらもどのように再編していくのかは気になるところである。

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