ソフトウェアとシステムインテグレーション
ZFの脱炭素化の取組はドライブラインにとどまらない。トレーラに電動アクスルを追加する電動トレーラというコンセプトや、空気圧管理も全体の効率を向上することで排出を削減する可能性を秘めている。
トレーラは本来、駆動軸を持たず、トラクタによりけん引される車両だが、ZFはここに電動アクスルやブレーキシステムを統合する車両を開発し、パイロットプロジェクト等を通じて実証している。
電動のエアコンプレッサーはメンテナンス性の向上や騒音の低下など、とりわけバスの運行に適したものとなる
同社でイノベーション・電動化・効率化を担当するヨハンネス・ヘゼディンク博士は、「ハイブリッドと電気駆動は、どちらも脱炭素化のために重要な道具です。さらに、車両全体に渡るシステムの連携、特に駆動系とブレーキシステムの協調は大幅な効率向上を実現できます」と話している。
駆動系、ブレーキシステム、エネルギー管理システムなどを統合制御することで、エネルギー使用量を最適化し、排出量とコストのさらなる削減が可能になる。こうしたメリットは個々のコンポーネントだけでは実現できない。回生ブレーキは良い例で、駆動系とブレーキの連携により全体の効率が大幅に高まる。
よりクリーンで持続可能な輸送を実現するため、各地で規制が強化されるなか、商用車メーカーや運送会社は、規制要件に車両を適合させるとともに、将来の規制強化に備えて柔軟性も維持する必要がある。
ZFは拡張性の高い技術によりこうした要求に応え、「ユーロ7」排出ガス規制など広範囲に影響を与える脱炭素化目標を含めて、現在および将来の規制に対応するソリューションを提供し、実現可能な道筋を示す。
ZFはIAAトランスポーテーション2026でハイブリッドや電気駆動など最新技術を発表することにしている。
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