日産アトラスも新型へ! いすゞエルフのOEM車がフルモデルチェンジ!

ボディ架装も多彩に展開

 日産自動車の関連会社である日産モータースポーツ&カスタマイズは、25日、「アトラス」の商用特装車「ワークユースビークル」シリーズをフルモデルチェンジし、2.0tクラス2WD車を本年10月27日より日産の販売会社を通じて発売すると発表した。なお、他のラインナップについては順次導入を予定している。

 アトラス「ワークユースビークル」シリーズでは、積荷や業種に合わせて最適な仕様が選べるよう、豊富なバリエーションを展開。今回のフルモデルチェンジではベース車と同様に、エクステリアを躍動感あるフロントデザインへと一新し、先進技術、運転支援技術の充実を図っている。

 アトラス「ワークユースビークル」シリーズのバリエーションとしては、

●ドライバン
箱型の荷室を備える車両。幌がけやロープがけの手間を省略できるうえ、密閉構造により積荷を雨や風、ほこり、直射日光から保護することができる。

●アルミウイング
箱型の荷室の側面が、簡単なボタン操作で大きく開閉する車両で、フォークリフトでの一括大量荷役が可能になる。

●冷蔵車/冷凍車
荷室に断熱材と冷凍装置を装備し、温度管理が行える車両である。積荷の輸送適温に合わせて選べるよう、冷蔵・冷凍の2タイプを設定した。

新型アトラス「ワークユースビークル」。冷蔵車仕様
新型アトラス「ワークユースビークル」。冷蔵車仕様

●車載車
車を運搬するための車両。さまざまな積載車両に合わせて選べるラインナップとした。1台積みと2台積みの2タイプを設定した。

●セフテーローダダンプ
ダンプ機構と荷台スライド機構を備えた車両で、土砂や小型建機などの運搬、積み降ろしを効率よく行なうことができる。

新型アトラス、セフテーローダダンプ
新型アトラス、セフテーローダダンプ

●クレーン付きトラック
重量物の荷役をサポートするクレーンを備えた車両。つり上げ能力とブーム段数使い方に合わせて選べるラインアップとした。

●リヤゲートリフター付
荷台の後部にリフターを備えた車両で、重量物の荷役を、安全かつ迅速に行なうことができる。横揺れが少なく安定感のある垂直式と、より幅の広い積荷もスムースに昇降できるアーム式の2タイプを設定した……などとなっている。

 なお、平ボディ完成車(竹製アオリ ワンハンドゲート付)のさらに幅広いバリエーションを特装車としてラインアップしている。

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