AI(人工知能)を搭載した荷積みロボットによりトラックドライバーや荷役作業者の負担軽減を目指す。佐川急便や住友商事など4社はそんな実証実験プロジェクトを開始すると発表した。
物流業界の労働力不足は深刻な課題となっており、以前からロボットの導入が検討されて来たが、佐川急便の求める輸送品質や処理速度の面から人手作業の代替は困難だった。今回、米国のDexterity社とともにAIロボットに佐川急便のオペレーションを学習させることで、要件に合致するロボットの開発・試験を実施する。
荷役作業の負担軽減と省人化のため、実証実験後は早期の実用化を目指すそうだ。
文/トラックマガジン「フルロード」編集部
写真/SGホールディングス・住友商事・Dexterity, Inc.