■愛車のためにも覚えて備えるべし! 水害から愛車を守るAtoZをチェック!
「日頃から意識しておきたい水没の危険があるケース」より…豪雨によって川が氾濫し、水位が上がることで溢れた水が道路などに浸水していく
「日頃から意識しておきたい水没の危険があるケース」より…水害によって道路が川のようになり、その中を走るクルマたち。緊急事態ゆえ、早くこの場から離れたくなるが、むやみに冠水した道を走るのはどうなのか
Q01. クルマにおける「冠水」の基準とは?…床上浸水になると「冠水車扱い」に
Q03. 冠水した道は徐行で進めば問題ない?…冠水している場所は進入しないのが鉄則。進んだ先がさらに水が深くなっているとダメージは増大(写真提供:JAF)
Q04. 冠水してエンジンが止まった! 再始動しても大丈夫?…水没によりエンジンがストップした場合、エンジンに水が入ることにより起こるウォーターハンマーが起きた場合はその後再始動することはできない(写真提供:JAF)
Q05.ドア(ヒンジやスライドドア)などは開けられる?…JAFによるテスト結果。○すぐに開けられた/△なんとか開けられた(数字は時間)/×開閉不能、─:NO DATA
Q06. 窓は開けるべきか閉めるべき? パワーウィンドウは作動できる?…窓が開けられるかどうかは、クルマの水没時に生死を分ける大きなポイントとなる(写真提供:JAF)
Q07. 閉じ込められたら、どうやって車外に脱出する?…フロントウィンドウは高硬度なのでサイドまたはリアを割る。一気に車内に水が入ってくるが慌てずに脱出しよう(写真提供:JAF)
Q08. もし転落した場合、水没するのにどれくらい時間がかかる?…フロントエンジン車の場合は前傾して沈んでいく。転落直後は窓が開けられるケースもある(写真提供:JAF)
Q09. もしもの時、110番か119番か どこに連絡すればいい?…車内にどんどん浸水し残された時間もなく恐怖との闘い。最優先は車外への脱出を試みること(写真提供:JAF)
「愛車が水害に……水没後に直せる?」より。クルマ浸水度早わかり横図
「愛車が水害に……水没後に直せる?」より。マフラー下端部まで浸かった場合はまだ修理の余地があるが、フロアまで浸かった場合は塩害などから、錆などの後遺症に悩まされる可能性がある。その他、フロアの穴から水が浸入するかも
「愛車が水害に……水没後に直せる?」より。室内浸水はシートを乾かし洗浄しても臭気が残ることも
「愛車が水害に……水没後に直せる?」より。車体の半分が浸かって、もしエンジンが奇跡的に生きていてもその他電装品などの交換が必要になり、再起は困難
【番外コラム】万が一、クルマが水害に遭ったら保険は降りるの?