8代目ゴルフがいよいよ発売され注目を集めているが、立て続けにヴァリアント・・つまりワゴンが追加された。全長が伸びた分、荷室の使い勝手も相当にアップしたようだ!! 国産ライバル車との比較しつつ、その魅力に迫る
新型ゴルフの発売と間を置かず発売された「ゴルフヴァリアント」。新型はベースのゴルフに対してホイールベースが延長された。その結果、後席スペース拡大とともにワゴンらしいスタイルを得た
リアゲートの傾斜は先代に比べるときつめだ。実際のラゲッジ容量は拡大しているので利便性が大きく損なわれてしまうことはないが、長尺物の積載は注意が必要かもしれない。空力デザインとの妥協点だったのかもしれない
日本の代表的なCセグワゴンのカローラツーリング。日本仕様は小型車枠の取り回しを考慮した日本専用のナロータイプであり、車幅のほか、ホイールベースも短いため、居住性や積載性で海外のライバルには叶わない部分がある
最近のトヨタ車はリアの居住性をあまり重視しないクルマが増えてきたと思った矢先、カローラクロスという後席のユーティリティも優れていそうなSUVを発売する。さまざまなモデルの組み合わせでニーズの補完をする戦略ということか
後席使用状態でも611L、後席を倒せば1642Lと広大なラゲッジスペースはカローラツーリングを圧倒? オプションながらイージーオープン機能付きのパワーテールゲートも用意
レヴォーグは日本専用車として誕生したが、妥協のない性能や実用性にはスバルの熱い思いと伝統を感じる。ただ環境性能だけは、現状如何ともしがたい状況だ。EV専用車を投入予定だが、スバルならではのフルハイブリッド車も欲しい
レヴォーグに続き、スバルのグローバルモデルのワゴン「アウトバック」も日本で発表された。レヴォーグよりひと回り大きいボディながら、エンジンは同一の1.8Lターボである。逆にレヴォーグには2.4Lターボ仕様追加の情報もある
ゴルフヴァリアントのインパネ。シフトはスイッチ化、その他の操作系もタッチパネル化と進め、内装はシンプル。これも電動化と並んでトレンドとなってきている。日本勢はやや遅れ気味か?