SUVブームの次に「来る」のはコレなんじゃーないか!? とベストカーで密かに注目している「ステーションワゴン」のカテゴリー。
先日は国産車6モデルをピックアップしご紹介したが、輸入車もメルセデスを筆頭にカッコいいステーションワゴンのモデルがどんどんと出現している。
なかでもメルセデスのよりスポーティ、そしてよりクーペっぽい外観を持った「シューティングブレーク」タイプの「CLA」は注目だ。今後は、メルセデスのほかのモデルへもシューティングブレークタイプのモデルが拡大していく流れとなるだろう。
メルセデスがシューティンングブレークを拡充すれば、ほかのメーカーも追従することは必至。そんなわけで、ステーションワゴンにひとたび注目したならば輸入車からも目を離してはいけないのである!
今後の注目度爆上がり間違いなしのオススメ9モデルをご紹介しよう。
●【画像ギャラリー】流れるようなボディライン! イチオシ輸入車ステーションワゴン9モデルをチェック!!
※本稿は2019年10月のものです
文:ベストカー編集部/各モデル解説:永田恵一/写真:ベストカー編集部
初出:『ベストカー』 2019年11月10日号
■ベンツ CLAシューティングブレーク(価格:482万~544万円)
●2代目はより流麗なデザインで登場
CLAシューティングブレークは、ベンツのFF系プラットフォームを使うAクラスから派生したスペシャルティなセダンであるCLAをステーションワゴン化したモデルである。
それだけにCLAシューティングブレークはスタイル優先のステーションワゴンというコンセプトを持つ。
つい最近フルモデルチェンジされ、2代目となった「CLAシューティングブレーク」はAクラスと同様に「Hi,メルセデス」の掛け声でエアコンなどを操作できる点など、親しみやすさも特徴だ。
エンジンは現在FFとなる2Lディーゼルと4WDとなる2Lターボの2つ。
■アウディ A4アバント(価格:476万~658万円)
●運転支援システムなど先進機能をてんこ盛り
「80」の流れを引き継ぐ、欧州Dセグメントに属するプレミアムワゴンで、現行型で5代目モデルとなる。
パッケージング&駆動方式はVWの兄弟車となる「A3」以下とは一線を画すアウディ伝統のエンジンを縦に置くFFをベースとし、ハイパワーモデルはエンジン縦置きFFから派生しやすいクアトロ(4WD)となる。
エンジンはFFとなる1.4Lターボ、2Lターボ、4WDと2Lターボのハイパワー版(ここまでは7速DCTとの組み合わせ)に加え、3L V6ターボ+4WDに8速ATを組み合わせるスペシャルモデルの「S4」も設定される。
■ベンツ Eクラスワゴン(価格:758万~1895万円)
●セダン同等の安全性と快適性を実現したモデル
かつてのミディアムクラスを引き継ぎ、日本車ではクラウン級となるEセグメントに属するベンツの中核モデル。現行型で5代目モデルとなる。
現行モデルはベンツらしい各部の完成度の高さはもちろん、インテリアにアンビエントライトと呼ばれる64色から選べるLEDの間接光を備え、夜の車内の雰囲気を盛り上げる演出や予防安全、衝突安全ともに世界トップクラスの安全性能を備えることが大きな特徴だ。
パワートレーンは1.5Lターボ+小型モーターのマイルドハイブリッド、2Lディーゼルターボなど非常に豊富で、AMG系も設定される。
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