ローエントリーキャブ車と呼ばれる超低床キャブを持つメルセデス・ベンツ・エコニック。まるでノンステップバスのようだ
ワイ・エンジニアリングが販売を開始したメルセデス・ベンツ・エコニック。主要マーケットは欧州で、アジア圏での展開は珍しいという
超低床キャブはキャブ全高が低いため頭上を架装スペースに使えるのがメリット。消防はしご車やフードローダーなど頭上に出っ張りが多い特装車には最適だ
後軸ステア機能は乗用車の4WSなどと同様、旋回性向上に寄与するもの。エコニックの同機能は後後軸と後前軸のどちらかを選んで設定できる
ダイムラーが力を入れているCTTは補機類の移設のみならず、ホイールベース、オーバーハングなどのフルオーダーメイドが可能。幅広い需要に対応する
4人乗りハイキャブのキャブ室内。最大1920mmの室内高は居住性アップに、大型フロントウィンドウは視認性アップにそれぞれ寄与するものだ
消防はしご車など特装車の架装ベースになることが多いエコニック。いっぽうで欧州では配送トラックや長距離トラックなどの採用例も見られ、日本でもアイデア次第でさまざまな活用ができそうだ
無骨なウニモグとは対照的に、洗練された外見を持つエコニック。ピラーが目立たない大型のフロントウィンドウがどことなく未来的だ