トヨタが市場に送り出す本格的な量産型BEVとなるbZ4X。2022年央発売予定とトヨタではアナウンスしている
bZ4Xのボディサイズは全長4690×全幅1860×全高1600㎜、ホイールベースは2850㎜。ミドルSUVのRAV4と比べて全長でプラス95㎜、全幅でプラス20mm拡大し、全高は20mmダウン。ホイールベースは160mmロングとなっている
ヒョンデアイオニック5のインパネ。12.3インチのナビ画面とLCDカラーディスプレイのツインモニター構成となっている
こちらはbZ4Xのインパネ。ナビ画面のメインモニターがひとつ据えられている
bZ4Xのリアシート。身長180cmを超える国沢氏が座るとこのような感じに。タンデムディスタンス(前後席間距離)は1000mmとRAV4の945mmを55mm凌ぐが……
こちらがアイオニック5のリアシート。前後へのスライドやリクライニングも可能で上質で快適な雰囲気だ
袖ケ浦フォレストレースウェイでbZ4Xプロトタイプの走りを体感。国沢氏によれば、EVの基本制御に若干の甘さが感じられたという
モーターパワーの差もあるが、ヒョンデアイオニック5には走りにGRヤリスなみの華やかさが備わっていると国沢氏は指摘している
2030年にレクサスを含めて世界350万台計画を昨年末にアナウンスしたトヨタの豊田章男社長。今、EVでトヨタに必要なのはチャレンジャー魂だと国沢氏は指摘する
bZ4Xの開発者(写真右)と並ぶ国沢氏。今のままだとヒョンデだけでなく、欧州車のライバルを含めてbZ4Xは相手にならないだろうと国沢氏は危惧する
bZ4Xのフロントマスク。「Hi-Tech and Emotion」というデザインテーマのもと、BEVの斬新さとSUVの迫力を表現したという
bZ4Xのリアビュー。リアコンビランプ、バックドア、バンパーはダイヤへ向かう台形のテーマとされ、低重心で力強いスタンスを表現
四隅に配置されたタイヤによる長いホイールベースを活かしたスリークで伸びやかなプロポーションを目指したという
bZ4Xのインテリア。前後に広がるバスタブ空間に、薄型化したインストルメントパネルを低い位置に配置し、拡がり感を演出している
bZ4Xのフロントシート
bZ4Xのラゲッジスペース
bZ4Xはスバルとの協業によるX-MODE採用のフルタイム4WD車も設定される
bZ4Xの給電口
bZ4Xのフロントウィンドウに埋め込まれたADAS用のカメラ
ヒョンデアイオニック5
アイオニック5のフロントマスク。パラメトリックピクセルLEDヘッドランプは一体型のフルLEDを採用し、コンピューター画像の最小単位であるピクセルからインスピレーションを受けて誕生したデザイン
ホイールベースは3000mmとこのクラスのSUVモデルにしてはロングホイールベースだ。1974年のトリノショーで公開されたジウジアーロの「ポニークーペコンセプト」をオマージュしたデザインだ
ショートオーバーハングにロングホイールベースのアイオニック5は、レトロでありながら未来志向的なフォルムを目指してデザインが仕上げられているという
アイオニック5はリアコンビランプにもパラメトリックピクセルLEDを採用し、フロントとの統一感、デザインアイデンティティの統一と高品質感を実現
アイオニック5のインパネ
アイオニック5のフロントシート
アイオニック5のボンネット側のトランクスペース
アイオニック5のLouge AWDは最高出力305ps/2800~8600rpm、最大トルク61.7kgm/0~4000rpmを発揮するモーターを搭載
アイオニック5の乗り心地のよさを公道試乗会で実感していた国沢光宏氏。アイオニック5はクルマの乗り心地に関して一家言持つ国沢氏に舌を巻かせた
bZ4Xのフロントには150㎾のモーターを搭載する
左がbZ4Xで、右が姉妹車のスバルソルテラ
フードからヘッドランプ上部へと連続する特徴的なハンマーヘッド形状による独自性がbZ4Xのウリだ
bZ4Xのエンブレム
bZ4Xの給電口オープナーにはELECTRICの文字が
bZ4Xの走り。新開発e-Axleと前後駆動力配分の最適化により、すばやいレスポンスとリニアで伸びのある加速、安定したライントレース性能を実現したという
bZ4Xは、薄型大容量電池パックを床下に平置きにして、低重心化を果たしているという。さらに、この電池パック自体も車体骨格の一部として活用し、高い車体ねじり剛性を確保