警察庁は運転免許証の情報をマイナンバーカードに記録する形で一体化する道路交通法改正案を今年度の通常国会に提出した。一体化は希望者が対象とされ、令和4(2024)年度末に運用開始される予定(Yusei@AdobeStock)
所定の手続き後には、転居した際に自治体に届ければ、警察での住所変更手続きが不要になり、マイナンバーカードを携帯していれば、運転免許証を自宅などに残したまま外出しても、車両の運転時に「免許証不携帯」には問われないことになる(xiaosan@AdobeStock)
警察庁によると今回の道路交通法の改正では、利用者は一体化した後にマイナンバーカードのみを所持してもよく、免許証の両方を持つことも可能とされ、運転時にはどちらかを携帯することが義務となる(警察庁免許情報記録個人番号カード資料より)
免許証と異なり、マイナンバーカードの表面に有効期限などの免許情報は記載されない。交通取り締まりの警察官などは端末で読み取る仕組みを採用するとのことだ(警察庁免許情報記録個人番号カード資料より)