新車で購入した場合、1ヵ月経過すると「無料点検の案内」が届く(もしくは事前に説明がある)。新車特有の「1ヵ月点検」と呼ばれる初回点検の案内で、あくまで任意。断ることもできるが素直に受けることをお勧めする。(トラノスケ@Adobe Stock)
「定期点検」は、ユーザー自らが目視等で確認する「運行前点検」と、法律で定められている「法定点検」の2つがある。メカに自信がなければ行きつけの整備工場のプロに依頼して点検方法をレクチャーしてもらうなどして、自身で行えるようにしておきたい。(Mono@Adobe Stock)
エンジンオイル/エンジンの温度がただでさえ高まりがちな夏場、渋滞のノロノロ運転という状況はオイルへの負担が確実に増す。そんな状況下、オイル量が少なかったり、劣化したオイルでは満足な潤滑が行えないため、エンジンの回りが重くなったりアイドリングが不安定に、オーバーヒートの要因にもなるので要注意!(fotofabrika@AdobeStock)
バッテリー/バッテリーは内蔵された極板とバッテリー液(電解液)の間に生じる化学反応で電気を貯めたり放出したりしている。外気温度が高まる夏場、その充・放電に伴う化学反応が必要以上(液温度25℃で容量100%)に活発になり、放電しやすくなる。バッテリーターミナルの締め付けの緩みといった些細なトラブルが始動不良の原因となるので注意!(kagonma@Adobe Stock)
空気圧は正常な状態でも自然に低下する。規定値より低下するとタイヤ本来の形状を維持できなくなるため、偏摩耗の原因やハイドロプレーニングを起こしやすくなって危険。(carbondale@Adobe Stock)
愛車にこんなステッカーが貼られているのを見たことありませんか? 定期点検整備を確実に実施したクルマであることを示すもので、次回の定 期点検整備の実施時期が外から見てもわかるように実施年月を表示。また、裏面には定期点検整備を実施した整備事業場名、次回の定期点検 整備の実施時期などが記載されている。12ヵ月点検の場合も貼られているケースが多い
ブレーキフルードのチェックは、ブレーキリザーバタンク内の液量が規定の範囲(MAXとMINの間)にあるかを点検。 ブレーキ液の減りが著しい時は、ブレーキ系統からの液漏れやブレーキパッドなどの摩耗が考えられるので整備工場へ依頼して原因を突き止めよう
クルマの下回りまで見なくてはいけないような心配な状況の時は、ディーラーや整備工場に見てもらったほうがいい