1955年登場のトヨペット・クラウン(初代クラウン)。前輪ダブルウイッシュボーン式の独立懸架や、トヨグライドと呼ばれる2速半自動A/Tを採用。もちろんいずれも日本初
1962年登場の2代目トヨペット クラウン。トヨグライドは完全ATへと進化。フレームは初代のラダーフレームからX型フレームへと進化
1967年登場の3代目トヨペット クラウン。ノイズ、振動が少なく静粛性の面で有利なペリメーターフレームを採用
1971年登場の4代目トヨタ クラウン。後輪ESCと呼ばれる横滑り防止技術を採用。現在のESCの原型といえる。「クジラ」の別名で親しまれた
1974年登場の5代目トヨタ クラウン。世界初搭載のオーバードライブ付4速ATと、日本初搭載の車速感応型パワーステアリングを採用
1979年登場の6代目トヨタ クラウン。先代で採用されたオーバードライブ付4速ATはETCと呼ばれるマイコン制御自動変速装置に進化。燃料消費量や平均車速などを表示できるクルーズコンピュータも搭載され、電子制御化をいち早く取り入れている
1983年登場の7代目トヨタ クラウン。日本初の4輪独立懸架サスペンションと4輪ESC(ABSの前身)などを採用。「いつかはクラウン」のキャッチフレーズが登場したのがこの代だ
1987年登場の8代目トヨタ クラウン。日本初の電子制御エアサスペンショントラクションコントロールや、NAVIの前身にあたるCDロム式カーNAVI(世界初)など、さらに高級化と先進技術を加速
1991年登場の9代目トヨタ クラウン。セルシオの登場で「日本で一番いいクルマ」の称号をなくしたが、クラウンに初のモノコックボディを採用した上級シリーズ「マジェスタ」で挽回
1995年登場の10代目トヨタ クラウン。3代目から継承していたペリメーターフレームから、先代クラウンマジェスタで採用されていたモノコックボディとなった。衝突安全ボディとしての剛性が上がったことで、走行に有用なボディ剛性も上がった
1999年登場の11代目トヨタ クラウン。モノコックボディの熟成によって走りの性能に磨きをかけた。アスリートシリーズが登場したのもこの代から。さらに直噴のD4エンジンの搭載や、世界初のマイルドハイブリッドを搭載
2003年登場の12代目トヨタ クラウン。プラットフォームを一新し、より洗練された走りを獲得
2008年登場の13代目トヨタ クラウン。統合車両姿勢安定制御システムのVDIMやギヤ可変ステアリングのほか、世界初のプリクラッシュセーフティシステムを搭載
2012年登場の14代目トヨタ クラウン。アスリートGにはブリッピング機能付8速ATを搭載。誤発進を防止するドライブスタートコントロールなど安全装備も積極的に採用
2018年登場の15代目トヨタ クラウン。若いユーザーにも訴求するためニュルブルクリンクで鍛えた「走る」「曲がる」「止まる」性能がウリ
2022年7月に発表された16代目トヨタ クラウン。4種のスタイルのうち、まずは写真のクロスオーバーから登場する
2022年7月に発表された16代目トヨタ クラウンクロスオーバー
2023年の登場が予定されているトヨタ クラウンセダン
2023年の登場が予定されているトヨタ クラウンスポーツ
2023年の登場が予定されているトヨタ クラウンエステート