2022年7月、世界第2位の電気自動車メーカーである中国のBYD(比亜迪汽車)の日本法人である「BYD Auto Japan」は、日本導入予定車両の発表会を行った。中央は2023年1月導入予定のミドルサイズSUV「ATTO 3(アットスリー)」
2023年中頃の導入を予定しているコンパクトハッチバック「DOLPHIN(ドルフィン)」
2023年中頃の導入を予定しているコンパクトハッチバック「DOLPHIN」
2023年中頃の導入を予定しているコンパクトハッチバック「DOLPHIN」
2023年下期の導入を予定しているスポーティセダン「SEAL(シール)」
2023年下期の導入を予定しているスポーティセダン「SEAL」
2023年下期の導入を予定しているスポーティセダン「SEAL」
試乗したのは2023年1月に日本導入予定のATTO 3。豪州仕様の右ハンドル車が用意された
短時間の試乗なのであくまで参考程度だが、全長4455×全幅1875×全高1615mmのボディサイズは数値よりは取り回しがしやすく、都内の道でも使いづらさは感じなかった
駆動方式はFFのみ、搭載するバッテリーによる最高出力は150kW、最大トルクは310Nm
WLTC値(自社測定)485km、EPA換算の推定値で約388kmとのこと。バッテリー容量は58.56kWh
幾何学模様の意匠が施されたホイール
充電口
前席
インテリア
サイドコンソール
BEVらしく、出だしは滑らかでアクセルを踏み込めば爽快な加速を得ることができる。BEVとしては至極当然のフィーリング
BEVには定番機能といえる3種類のドライブモードも搭載していた
導入前ということでAppleのCarPlayとGoogleのAndroid Autoには対応していたが、ワイヤレス接続には未対応。純正カーナビは導入時までには決まるようだ
室内も必要十分で日本人が好む快適装備類も満載されている
電動モーターで縦横に回転する12.8インチディスプレイ。他社がやりそうでやっていなかった機能だ
縦型によるカーナビ地図の視認性向上(その先の道路状況が掴みやすい)には間違いなくプラスになる。回転機構もステアリングスイッチで操作できるなどUI面も考えられている