英語で「稲妻」という意味を持つレビン。白と黒の2トーンの“パンダカラー”はレビンとトレノの代名詞的なボディカラーとなった
ボディの剛性を高めるべく、骨格構造の各所に高張力鋼板を採用したレビン&トレノ。これにより、ハイレベルなコーナリング性能も生み出している
2ドアノッチバッククーペのみの設定となった通称AE92のレビン。駆動方式はFRからFFに変更となったものの、ヘッドランプはトレノがリトラクタブル式を採用するのに対し、レビンは固定式が採用された
走りの良さに加えて、流麗なフォルムも大きな特徴だったAE92レビン&トレノ。バブル全盛期にデビューしたこともあって、当時はシルビアやプレリュードとともに若者の間で爆発的な人気を獲得した
S13型のデビュー当時は全グレードに1800ccのCA18型直列4気筒DOHC16バルブエンジンが採用され、J'sとQ'sには135psの自然吸気が、K'sには175psのターボが搭載された
6代目シルビアのS14型。S13型に比べて明らかに大柄となった3ナンバーボディへの移行が災いしてデビュー早々に失敗作のレッテルを貼られることに……
7代目シルビアのS15型は、S14型で失った人気を取り戻した救世主的存在。ボディを5ナンバーサイズに戻してスリム化を図ると同時に、足回りやボディ剛性の強化も行われた
1986年8月に発売された限定モデルのアンフィニ。このシリーズはその後、小変更を行いながら1991年まで合計6回の限定販売が行われた
3代目RX-7のFD3Sは、1991年10月に発売。このモデルからサバンナの名称が外れるとともに、当時の販売チャンネルにちなんでアンフィニRX-7と呼ばれた
FD3Sでは軽量化とともにパワーウェイトレシオを5.0kg/ps以下を目指すべく、エンジンも大きく進化。最高出力は従来モデル比50psアップの255psとなり、4.9kg/psのパワーウェイトレシオを達成
S800以来のDOHCエンジン採用で大きな話題となったシビックSiのデビュー。パワーバルジ付きボンネットやボディカラーと同色のカラードバンパーがSiであることを主張した
F1で培ったエンジン技術を基に開発したシビックSiの1.6リッターDOHC16バルブ+PGM-FIエンジンは135psの最高出力と15.5kg・mの最大トルクを実現するとともに、14.8km/Lの優れた燃料経済性を同時に達成
シビックSiと同時発売されたバラードスポーツ CR-X Si。FFライトウェイトスポーツに相応しい軽快感と精悍さを強調したスタイリングでシビックと人気を二分した
低回転域から図太いトルクを発生させることで力強いパワーを実感させるとともに、軽量コンパクト化も実現した1.4L直噴ターボのK14C型ブースタージェットエンジンを搭載(スイフトスポーツ)
ギヤ比のクロスレシオ化によってエンジン性能を存分に引き出すスイフトスポーツの6速マニュアルトランスミッション。ショートストローク化とクラッチミートポイントの最適化で心地良い操作感も実現
ドライバー視点で設計されたスイフトスポーツのコックピット。メーター類も回転計のレッドと速度計のダークシルバーが美しいコントラストを演出