シートベルトは体に常時密着しているため、とにかく汗臭くなりやすい。汗で濡れた服のまま運転をした後はウェットティッシュなどでもかまわないので、付着した汗を拭き取ろう
レザーシートは通気性が悪いため、蒸れやすく、着座後に接触部分に汗をかきやすい。ファブリックよりは汗が染みにくいものの、デリケートな素材のため使用できる消臭剤が限られたり、洗剤などの使用にも気を遣わなくてはならないため、臭いがいったん染み付いてしまったらファブリックよりも厄介
ファブリックはレザーよりも通気性が良いが、汚れが繊維の奥底まで入り込むと厄介。汗と混じり合って、異臭を放つことも……
手のひらからかく汗の量が多い人、手のひらが湿っぽい人はハンドルやシフトノブなど、手を触れる頻度が高い場所が臭くなりやすい。そんな人はウェットティッシュなどでこまめに拭き取りを
中性洗剤は10~20倍くらいに希釈してから使用すること。濃すぎるとシートを傷めてしまう。特に、レザーシートの場合は20倍くらいに。心配な場合は、レザーシート専用クリーナーを使用しよう
洗剤付きのウエスで拭く→水拭きをして洗剤の成分を除去する→乾拭きをする。この3ステップでシートを掃除しよう。乾拭きをして水分をしっかり拭き取ることが重要
シートは拭き掃除に入る前に掃除機でゴミやホコリを除去しよう
ブラシなどを使用してシートの隙間のゴミやホコリを掻き出して除去する。ゴミやホコリの中に潜む雑菌と汗が混ざることで臭いがより強烈になる
シートを掃除した後は換気をしてシートをしっかり乾燥させよう。水分を残すと生乾き臭が発生してしまう
基本的なことだが、汗で濡れた服を着たまま運転をしないことも対策法のひとつ。汗っかきの人は替えの服を車内に常備しておくのも手だ
クエン酸は汗腺の働きを正常化させる効果があるといわれている。汗をかく量が多くなってきたら、レモンや梅干し、クエン酸入りドリンクなどを積極的に食べよう
睡眠不足や過労は汗を臭くする原因に。汗の中に臭いのモトとなる疲労物質である乳酸が多く含まれてしまうのだ