夜間の走行は、点灯しているヘッドライトめがけて虫が飛び込んでくるため、バンパーやグリルといったフロント周りを中心に、虫がこびり付きやすくなる
ハイスピードでクルマが走る高速道路も虫がクルマにこびり付きやすいシチュエーション。山間部など虫が多い場所を通るルートでは、こびり付きの量はさらに高くなる
クルマにこびり付いた虫は、そのまま放置すると乾燥して落ちにくくなるだけでなく、ボディの腐食といったトラブルの原因にも。指やブラシでこすって無理に落とそうとすると、塗装面を傷付け、浸食が進んでしまうおそれもある(Adobestock@justoomm)
走行後、愛車に虫がこびり付いているのを発見したら、できるだけ早めに除去してしまおう。完全に乾いてしまう前であれば、たっぷり水をかけ、柔らかいウエスやスポンジなどで軽く拭くだけで落とすことができる(Adobestock@Stefan Werner)
乾燥して固まってしまった手ごわい虫を落とすには、カーシャンプーや専用クリーナーの使用が必須。カーシャンプーは死骸に多く含まれるたんぱく質を溶かすアルカリ性のもののほうが洗浄効果が高い
クルマのヘッドライト用として現在もポピュラーなハロゲンランプ。LEDライトと比較すると発する紫外線量が多いため、点灯しながらの走行はどうしても虫を寄せ付けてしまう
LEDにとって代わりつつあるものの、いまなお多くのクルマで採用されてHIDランプのヘッドライト。ハロゲンランプ同様紫外線を発するため、虫を寄せ付ける原因となる
愛車に虫がこびりつかないようにするには、ボディやフロントガラスなどそれぞれの場所に合わせたワックスがけやコーティング加工が有効。あらかじめ施工しておくことで、虫が付いた場合も除去しやすくなる