ガイアのベースとなった初代イプサムから全長を90mm、全高を20mm拡大し、5ナンバーサイズを保持しながらも快適な車内空間を実現。イプサムにはなかった6人乗り2列目キャプテンシート仕様も用意された
エンジンは2リッターのVVT-i機構付き直4DOHCと、2.2リッター直4OHCディーゼルターボの2本立て。FFとアクティブトルクコントロール4WDという2つの駆動方式が用意され、フロント/ストラット・リア/トーションビーム採用の足回りが、乗り心地の良さを高めた
ガイアのベースとなった初代イプサム。CMキャラクター「イプー」の採用などファミリー向けのコンセプトが人気を呼び、こちらは2代目モデルが登場。10年以上に渡るロングセラーとなった
コンパクトなボディからは想像できない、アッパーミドルセダンに迫る広々とした車内空間。最上位グレードのHYBRID EXでは、メーカーオプションでブラックカラーの本革シート&専用インテリアを採用するモデルも用意された(グレイス)
後部座席を倒すことで、カーペットや釣り竿といった長尺物も余裕で収納できるトランクスルー機構を備えたトランクルーム。コンパクトセダンでありながら使い勝手も良い(グレイス)
2015年に追加されたガソリンモデルのLX。1.5リッター直噴DOHC i-VTECエンジンとCVTとの組み合わせで、爽快な走りと優れた燃費性能(21.8km/L JC08モード)を両立している(グレイス)
コンパクトなボディと運転のしやすさから教習車としても活躍したグレイス。このクルマで運転免許証を取得したという人も多いのではないだろうか
「コスモ」の名を受け継ぐモデルとしては4代目。コスモスポーツ同様にレシプロエンジンを搭載した仕様は用意されず、3ローターの「20B-REW」および2ローターの「13B-REW」というロータリーエンジンのみでの展開となった
要所要所にイタリア製のウッドパネルを配し、品良くまとめられたユーノス コスモのインパネ周り。「20B-REW」搭載の最上位グレード「TYPE-E.CCS」には、世界初のGPSカーナビが標準装備されたことでも話題となった
市販車としては世界初となる3ローターのロータリーエンジン「20B-REW」を搭載したモデルを用意。V12気筒エンジンに匹敵する滑らかさとパワフルさとを兼ね備えた名機として、いまなおファンは多い(ユーノス コスモ)
「後席乗員への徹底したもてなし」をコンセプトとしたゆとりのある車内空間。シートなどには上質なジャガードモケットが各所に使用され、高級感を演出している(ディグニティ)
ベースとなったのは、同時期にリリースされていた三菱の高級セダン「プラウディア」。こちらの売り上げも低迷し、ディグニティ同様1年余りで販売終了となった
2012年、日産シーマのOEMモデルとして11年ぶりにその名が復活した2代目ディグニティ。こちらは2016年まで販売が継続され、初代同様、秋篠宮家の公用車として宮内庁にも納入された
アスリートの躍動感を表した「ダイナミックアスリートインモーション」をテーマとしたエクステリア。国内で売れたキザシの1/4が警察車両として納入されており「キザシを見たら覆面パトカーと思え」などといわれることも
スポーティで躍動感のあるエクステリアと比べ、オーソドックスなデザインを採用するインテリア。高級感はやや薄いものの、落ち着いた雰囲気を醸し出す(キザシ)
ハッチバックとワゴンのクロスオーバーモデルとして、2007年9月に開催された第62回フランクフルトモーターショーで公開された「コンセプト・キザシ」。その後発表された「キザシ2」「キザシ3」を経て、市販へと至ることに