LMの後席空間は足元はもちろんのこと、頭上も広く、開放的な空間だ。ほぼフルフラットまでリクライニングした後席でくつろぐのは自動車評論家の片岡英明氏
こちらはセンチュリーの室内。前席と後席の空間は充分な広さがあるのだが、LMを見たあとだと狭く感じてしまう。もちろん実際に座って狭さを感じることなどない
レクサスLMの室内空間は圧倒的な広さを誇る。Bピラー部には前席とを仕切るパーティションが設置される。後席座面前端はスライドドア開口部とほぼ同じ位置だ
こちらがセンチュリーの後席。LMの室内空間に圧倒されてしまうが、センチュリーの後席だって見てのとおり、充分に広々とした足元空間なのである
上がセンチュリーで下がレクサスLM。全長はLMの5125㎜に対しセンチュリーは5205㎜で80㎜長い。ホイールベースはLMが3000㎜でセンチュリーは2950㎜だ
センチュリーの後席でリクライニング53度の状態。前席背もたれとの膝空間は余裕たっぷり。LMのような空間的広さはないものの、安心感のある包まれ感というか、落ち着ける空間だ
最大リクライニングの77度まで倒した状態。座面は前方にスライドするため、オットマンを展開して足を延ばすには、前席を前方にスライドされる必要がある
レクサスLMの後席からの視点。前席との間には大型モニターを配したパーティションが設けられる。防音性の高いスリガラスはスイッチ操作で瞬時に開閉可能でドライバーとの会話もスムーズ
センチュリーの後席後方には、荷室とを隔てるバルクヘッドがあり、ドアを閉めると外の世界と完全に切り離されたような、なんとも言えない静かで落ち着いた空間となるのだ
センチュリーの後部荷室。乗員スペースとはバルクヘッドで仕切られており、車室内の高い遮音性を確保する
レクサスLMの後部荷室は乗員スペースと一体で仕切りはない。荷物の積載量によって後席のリクライニング可能量は変化する