おなじみ松田秀士氏が400馬力オーバーの国産車3台を乗り比べ!!
V6、ツインターボであるという点は3車共通。レクサスLSとランクル300は3.5Lの同型エンジンを搭載、フェアレディZは3.0Lとなっている
現在では400馬力オーバー国産車の乗り比べができるほど豊富になってきた。その昔存在した『280馬力自主規制』の時代がウソのようだ
日産 フェアレディZ。48.4kgmという最大トルクを1600〜5600rpmという広範囲で出力しているのがポイントだ
日産 フェアレディZ。エンジン:V型6気筒DOHCターボ(VR30DDTT)、総排気量:2997cc、最高出力:405ps/6400rpm、最大トルク:48.4kgm/1600-5600rpm
0→50km/h:3秒23、80-120km/h:3秒35(フェアレディZ ST〈9AT〉)
日産 フェアレディZ
日産 フェアレディZ
日産 フェアレディZ
日産 フェアレディZ
レクサス LS。高級サルーンの顔をしてすましているが、最大トルクは61.2kgmと強力。発生トルク幅はZより狭い
レクサス LS。エンジン:V型6気筒DOHCツインターボ(V35A-FTS)、総排気量:3444cc、最高出力:422ps/6000rpm、最大トルク:61.2kgm/1600-4800rpm
0→50km/h:4秒90、80-120km/h:4秒70(レクサスLS500)
レクサス LS
高級サルーンのレクサス LS500も最高出力422馬力を発揮!!
トヨタ ランドクルーザー300。LSと同じエンジンを搭載するが、LSよりもさらにトルク重視の設定。66.3kgmというトルクで2トンを越える車体をグイグイと加速させる
トヨタ ランドクルーザー300。エンジン:V型6気筒DOHCツインターボ(V35A-FTS)、総排気量:3444cc、最高出力:415ps/5200rpm、最大トルク:66.3kgm/2000-3000rpm
0→50km/h:5秒01、80-120km/h:4秒50(ランドクルーザー300 ZX)
トヨタ ランドクルーザー300
トヨタ ランドクルーザー300
トヨタ ランドクルーザー300
トヨタ ランドクルーザー300
今回比較した400馬力オーバーの3車、さぞかしガスっ食いの極悪燃費かと思いきや、思ったほど悪い数字ではない。現代の400馬力車の隠れた魅力だ。実走行燃費はフェアレディZが11.4km/L、レクサスLS500が8.9km/L、ランドクルーザー300が8.2km/L