2024シーズンのWRCを走るGRヤリス ラリー1ハイブリッドはマットブラックのカラーリングとなる。黒には負け嫌いの速さともっといいクルマづくりの進化の意味が込められているという
WRCチャレンジプログラム第三期生に選ばれた松下拓未さん(中央左・兵庫県出身の24歳)と後藤正太郎さん(中央右・東京都出身の21歳)。そして彼らのインストラクターとなる左がミッコ・ヒルボネンさん、右がヨウニ・アンプヤさん
チーフインストラクターを務めるミッコ・ヒルボネンさんは、1980年フィンランド生まれ。フォードやシトロエンを中心に活躍し、WRC通算15勝。こんなインストラクターに教われば伸びるだろうと思った
タイムアタックに使われるのはGRヤリスRS、1.5ℓのFFだ。パワーがなくCVTのこのクルマをいかに操れるか? タイムとともにラリードライバーの適正がわかるという
モリゾウさんはトヨタ・ガズー・レーシング2024年国内体制発表会で「若いドライバーに世界に挑戦するチャンスを与えることがトヨタの使命だ」と語っている。ベストカーも若手を応援していきたい
ラリージャパンの激走が記憶に新しいWRCチャレンジプログラム第一期生の勝田貴元選手。「人生が変わるかもしれない大きなチャンス、すべてをかけて全力で取り組みましょう!」と激励のメッセージが寄せられた
WRCチャレンジプログラム第2期生の3人のうち、小暮ひかる(左)と山本雄紀(中央)はGRヤリスラリー2に乗り、WRCをはじめ欧州で戦う。いっぽう大竹直生(右)は日本に戻り、全日本ラリー選手権を戦う。大竹も日本で好成績を出せば、再び世界にはばたけるかもしれない。WRCチャレンジプログラムは若手が切磋琢磨するシステムに発展していくはずだ
選ばれたものも、選ばれなかったものも、真剣勝負のタイムアタックをし、インストラクターたちの貴重なアドバイスを受けることができたことは今後の大きな糧となるはず